金 4,484円 (+50)

プラチナ 4,869円 (+78)

3/28、ニューヨーク市場の金相場は1オンス=1300ドルを割り込み、6週間ぶりの安値を付けた後、上昇に転じた。ただ、米国経済の見通し改善を背景にドル高とリスク選好が強まり、週間では2週連続の下落となった。このところの金相場は、荒い値動きが続いており、地政学的リスクの後退を背景に過去9営業日では、6カ月ぶりの高値から約100ドルも値下がりした。金現物は一時、2月12日以来の安値となる1オンス=1285.34ドルを付けたが、その後は切り返し、米東部時間午後2時40分(1840GMT)時点では、0.3%高の1294.16ドル。週間では3%下落した。RBCキャピタル・マーケッツのバイスプレジデント、ジョージ・ゲーロ氏は「消費者心理に関する統計が低金利と株高に寄与したが、この日の金相場の上昇はショートカバーとみられる」と話した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月きりは、0.90ドル(0.07%)安の1オンス=1293.80ドルで引けた。クレディ・スイスのアナリスト、カリム・シェリフ氏は「ここ数日における市場参加者の関心はロシアやクリミア半島の問題から経済的なファンダメンタルズにシフトしている」と指摘した。ドル指数は0.1%上昇。欧米市場ともに株高となった。ドルは2月の米個人消費支出の増加に支援された。米経済が寒波による打撃から立ち直りつつあることが示唆された。市場では、来週4月4日に発表される3月米雇用統計が次の注目材料となっている。東京貴金属の金相場は続落。中心限月の2015年2月先ぎりが前日比25円安の4265円、他限月は同23~25円安で取引を終えた。日中立ち会いは、米国内総生産(GDP)の上方修正を受けた景気拡大観測から、ニューヨーク金先物相場が下落した流れを引き継ぎ、安寄りした。その後は、手掛かり材料難からレンジ内で推移したが、やや手じまい買いが勝り、下げ幅を縮小した。銀は同50銭安~40銭高。4月当ぎりは約定されなかった。白金は同19~24円安と6営業日続落。NY時間外相場が27日の東京商品取引所大引け時点に比べ水準を切り下げたのを眺め、弱気売りが先行して始まった。その後は、利食い買いに下げ幅を縮めた。パラジウムは同34~70円安。