金 4,507円 (+11)

プラチナ 4,856円 (-31)

3/25、ニューヨーク市場の金相場は小反発。安値拾いやテクニカルな買いに支えられたほか、地政学的な緊張が根強いことも相場を押し上げた。アナリストによると、チャート上に強気サインを示すゴールデンクロスが表れ、テクニカルな買いが入った。金現物は米東部時間午後1時57分(1757GMT)時点で、2.14ドル(0.2%)高の1オンス=1311.26ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月きりは0.20ドル高の1311.40ドルで引けた。一方で、米フィラデルフィア連邦銀行のプロッサー総裁が、米連邦準備制度理事会(FRB)は短期金利誘導目標を2015年末までに3%に、16年末までには4%に引き上げるべきだと発言したことを受け、上げ幅を抑えられた。サクソ銀行のオレ・ハンセン氏は「プロッサー氏のコメントが売りを誘い、相場は1306ドルまで下落した。その後、欧州中央銀行(ECB)のハト派的なコメントが入り、圧力が幾分和らいだ」と説明した。ドイツ連邦銀行(中央銀行)のワイトマン総裁(ECB理事会メンバー)は、ECBがユーロ圏経済を支えるため、民間銀行から融資債権などを買い取る考えを表明。反対意見も根強い量的緩和の導入に極めて前向きな姿勢を示した。投資家はまた、ウクライナ危機の行方に注視している。世界最大の金上場投資信託(ETF)、SPDRゴールド・トラストの保有高は24日時点で821.47トンと、13年12月以来の水準まで増加した。東京貴金属の金相場は5営業日続落。中心限月2015年2月先ぎりは前日比57円安の4322円、他限月は同55~58円安で取引を終えた。日中立ち会いは、24日のニューヨーク金先物相場が米国の早期利上げ観測を背景に大幅下落した上、為替が円高・ドル安に振れたため、手じまい売りが先行して始まった。その後は決め手を欠き、日中始値付近の水準でもみ合った。銀は同70~90銭安と続落。4月当ぎりは出合いがなかった。白金は同19~35円安と3営業日続落。NY安と円高を背景に手じまい売りが優勢だった。パラジウムは同2~15円安と反落。