金 4,612円 (-36)

プラチナ 5,075円 (-12)

3/7、ニューヨーク市場の金相場は反落した。2月の米雇用統計で非農業部門就業者数の急増が示されたのを受け、景気の減速をめぐる懸念が後退、米金融当局が量的緩和策の縮小を継続するとの見方が強まった。金現物は米東部時間午後3時22分(2022GMT)時点で0.9%安の1オンス=1338.09ドルだった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の金先物4月きりは13.60ドル(1.0%)安の1338.20ドルで取引を終えた。ロイター通信の暫定集計では、出来高は30日間平均を約30%上回った。金は米国債10年物の利回りが一時6週間ぶり高水準まで上昇した後、低下に転じたのを眺め、朝方の安値からやや下げ幅を縮小。米株価が値を消したことも相場を下支えした。雇用統計では、非農業部門就業者数が前月比17万5000人増となり、1月の12万9000人増(改定)から拡大。一方、失業率は6.7%と、前月の6.6%から悪化した。マーク・ファンズのポートフォリオマネジャー、アクセル・マーク氏は「悪くないデータだが、天候などの点から根拠は弱い」と分析、「米金融当局が近いうちに引き締めに動くことはないだろう。イエレン氏はインフレが問題とは考えていないと言っている」と述べた。金はインフレヘッジの商品とされる。金は5週連続で値上がりし、今週は1%上昇した。VTBキャピタルのアナリスト、アンドレイ・クリュチェンコフ氏は「予想よりも良好な統計に加え、ウクライナ情勢が今週末に平穏を保つなら、短期的には金が1330ドルを割り込むこともあり得る」と予想した。東京貴金属の金相場は3日続伸。終値は、中心限月2015年2月先ぎりが前日比60円高の4470円、他限月は同59~60円高。日中立ち会いは、ニューヨーク金がドル安・ユーロ高やウクライナ情勢への警戒感を背景に急伸した上、為替が円安に振れたことから、強気買いが先行して始まった。先ぎりは午後に一時4477円と、継続足で13年9月6日以来約6カ月ぶりの高値を付けたものの、引けにかけては円の下げ渋りを受けて伸び悩んだ。銀はしっかり。同90銭~1円40銭高で終了した。白金は4日続伸。NY白金が南アフリカの鉱山ストの長期化などから上昇したことや、円安を受けて買われ、15年2月先ぎりが同41円高の4952円、他限月は同36~45円高で取引を終えた。パラジウムは同32~67円高。