金 4,582円 (+11)

プラチナ 5,034円 (+73)

3/5、ニューヨーク市場の金相場は反発。米民間企業が朝方発表した2月の雇用関連指標が予想を下回ったことや、非製造業景況指数がさえない内容だったことに押し上げられた。ただ、ウクライナ情勢の緊張緩和に向け、米国とロシアが対話に乗り出したことを受け、安全資産への関心が薄れ、上げ幅は限られた。米連邦準備制度理事会(FRB)がこの日発表した12地区連銀景況報告(ベージュブック)によると、米国ではここ数週間、厳しい天候が続いたことも消費支出を圧迫し、一部地域で経済の成長減速やマイナス成長が見られた。アライアンス・ファイナンシャルのフランク・マックギー氏は、経済成長に打撃を与え、株価を下落させた猛烈な寒波によって金は押し上げられたが、長続きはしないとの観測を示した。その上で、「何か春の兆しが見えれば、経済活動の回復を目にすることになろう。これは金にとって弱材料だ」と指摘した。金現物は米東部時間午後3時48分(2048GMT)時点で0.2%高の1オンス=1337.54ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月きりは、2.40ドル高の1340.30ドルで引けた。ロイターの暫定統計によると、出来高は30日間平均を30%下回った。東京貴金属の金相場は小幅高。中心限月の2015年2月先ぎりは前日比7円高の4395円で大引けた。日中立ち会いは、ウクライナ情勢の緊迫化懸念の後退で円が対ドルで下落したことから、買い優勢に始まった。その後、ニューヨーク金時間外相場や為替が東京商品取引所の寄り付き時点の水準でこう着するなど決め手を欠き、東京金も始値を挟んで小幅な値動きが続いた。他限月の終値は同7~11円高。銀は同60銭安~10銭高と小幅まちまち。白金は同55~67円高と続伸。NY高や円安を受け、売方の手じまいが先行して始まった。その後、NY時間外の下げ渋りに上げ幅を広げた。パラジウムは同57~94円高と堅調。