金 4,570円 (-1)

プラチナ 4,901円 (-4)

2/25、ニューヨーク市場の金相場は4営業日続伸し、4カ月ぶり高値に上昇。米民間有力調査会社コンファレンス・ボードが発表した2月の米消費者信頼感指数が市場予想を下回ったことや、住宅価格指標が精彩を欠いたことで、米国の景気回復懸念が強まった。米調査会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が発表した2013年12月のS&Pケース・シラー住宅価格指数は伸び率が鈍化し、住宅市場の回復の勢いの低下が示された。今年の金相場は、株式相場と逆相関の関係が鮮明となっていたが、そうした関係は薄れている。ニューヨーク株式市場では、S&P500指数が前日は取引時間中の高値を更新したが、この日は反落した。スプロットUSホールディングスのリック・ルール会長は「人為的な低金利というマクロ経済環境においては、あらゆる資産に対して好都合」とした上で、株価と連動した最近の金相場上昇は「矛盾するものでない」と指摘した。金現物は、米国の指標発表を受けて、一時1オンス=1343.40ドルと、昨年10月30日以来の高値に上昇。米東部時間午後3時37分(2137GMT)時点では、0.3%高の1オンス=1340.26ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物も続伸。4月きりは、4.70ドル高の1オンス=1342.70ドルで引けた。ロイター通信の推計によると、出来高は過去30日平均を約25%下回った。年明け以降、米国と中国の経済指標は精彩を欠く内容が続いており、金への資金回帰につながっている。2013年の金相場は28%下落し、12年連続の上昇に終止符が打たれたが、14年はこれまで10%以上上昇している。東京貴金属の金相場は3営業日続伸。中心限月12月先ぎりが前日比35円高の4397円、2月当ぎりは同39円高の4393円で納会し、他4限月は同33~39円高で取引を終えた。先ぎりは一時、4417円まで上昇し、継続足で2013年9月11日(4436円)以来5カ月半ぶりの高値を付けた。日中立ち会いは、24日のニューヨーク金先物が、米中経済指標の悪化を背景に上伸したのを受け、手じまい買いが先行して始まった。その後は、NY金時間外相場の水準切り下げを眺めて上げ幅を縮小したものの、堅調を維持した。銀はNY高を映し、同60銭~1円10銭高。出合いのなかった2月当ぎりは70円で限月落ちした。白金は2月当ぎりが同31円高の4709円で納会、他限月は同30~35円高で終了した。NY高を受けて高寄りした後、NY時間外の軟化を映し、上値の重い展開となった。パラジウムは約定された3限月が同2~23円高と堅調。2月当ぎりは出合いがなく、2450円で限月落ちした。