金 4,539円 (+22)

プラチナ 4,885円 (+40)

2/21、ニューヨーク市場の金相場は続伸した。米経済指標を受けて同国の景気回復をめぐる懸念が強まり、安全資産としての金の魅力が高まった。米不動産業者協会(NAR)が発表した1月の米中古住宅販売件数は、前月比5.1%減の462万戸と市場予想を下回り、1年半ぶりの低水準となった。同件数は景気鈍化を示唆するとの見方もあるが、多くのアナリストは寒波が落ち込みの原因とみている。金現物は今週、約3カ月半ぶりの高値を付けた。失望する内容の米経済指標が相次ぎ、米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和縮小のペースを遅くするとの観測が台頭したことが背景にある。ブリオンボルトのミゲル・ペレス・サンタラ氏は、テクニカル的に重要な下値支持線とされる1200ドルを金相場が上回っていることが、ファンド筋の買い意欲につながっていると指摘。「大手投資会社はポートフォリオの構成を見直し、金を組み入れたとみられる。こうしたことが金相場を支える主因となっており、今後相場が押し上げられる可能性がある」との見解を示した。金現物は米東部時間午後2時33分(1933GMT)時点で、5.05ドル(0.4%)高の1オンス=1327.56ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物は反発。中心限月4月きりは6.70ドル(0.5%)高の1323.60ドルで引けた。ロイター通信の暫定データによると、出来高は30日平均を約40%下回った。東京貴金属の金相場は3日ぶりに反発。終値は、中心限月12月先ぎりが前日比43円高の4346円、他限月は同37~44円高。日中立ち会いは、ニューヨーク時間外相場が買い戻しに上昇したことや、為替の円安・ドル高を受けて手じまい買いが先行し、堅調に始まった。その後はもみ合いとなり、始値近辺で大引けた。銀は同50銭~1円10銭高と反発。2月当ぎりは出合いがなかった。白金は円安を受け、同48~59円高と3日ぶりに反発。高寄り後も、NY時間外高を眺めて下値を切り上げた。パラジウムは同6円安~34円高と期先3限月が反発。期近2限月は約定されなかった。