金 4,483円 (+36)

プラチナ 4,828円 (+15)

2/14、ニューヨーク市場の金相場は1%程度上昇し、1オンス=1300ドルを上回る3カ月ぶり高値水準となった。週間ベースでは半年ぶりの大幅上昇。この日発表された1月の米鉱工業生産が弱めの内容だったことがドルを圧迫し、通貨ヘッジとしての金塊の魅力を高めた。トレーダーによると、相場が200日移動平均の堅固な上値抵抗線を上抜けたことに加え、金上場投資信託(ETF)への投資需要が回復する兆候が見られることも、金買いを促したという。また金は最近の株価との逆相関関係が崩れた。インタラクティブ・ブローカーズの主任市場アナリスト、アンドリュー・ウィルキンソン氏は「リスクオン傾向は貴金属相場にとって悪いとされているが、ドル相場の下降気流、さらには米連邦準備制度理事会(FRB)が超緩和的スタンスから緩やかに後退する構えを見せていることが、金需要を押し上げている」と語った。金現物相場は米東部時間午後2時06分(1906GMT)時点で15.60ドル(1.2%)高の1オンス=1317.90ドル。一時は昨年11月7日以来の高値となる1320.90ドルを付けた。今週は約4%高で、週間ベースで昨年8月半ば以来の大幅上昇となっている。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月きりは18.50ドル高の1318.60ドルで終了。8営業日続伸した。ロイター通信の暫定データによると、出来高は30日平均を10%ほど下回る水準。投資家心理は改善したもようで、世界最大の金ETF、SPDRゴールド・トラストの金保有高は13日、7.5トン増の806.35トンとなり、昨年12月後半以来の大幅増加を記録した。東京貴金属の金相場は反発。終値は、中心限月12月先ぎりが前日比38円高の4273円、他限月は同36~39円高。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物相場が米量的緩和の縮小ペースが減速するとの観測から7日続伸したことを受け、手じまいや強気の買いが先行して始まった。その後も、NY時間外相場の堅調を眺め、ジリ高歩調をたどったが、後半は円相場の上昇を映して上げ幅を縮小、先ぎりで高値から30円程度値を消す場面もあった。銀はNY時間外高を映し、2月当ぎりの同30銭安を除き、同1円~1円50銭高で引けた。白金は同44~53円高と上伸。NY高になびき売方の手じまいが優勢に始まった後、円の引き締まりを眺めて上げ幅を削った。パラジウムは同24円安~6円高とまちまち。