金 4,447円 (+21)

プラチナ 4,813円 (+19)

2/13、ニューヨーク市場の金相場は3カ月超ぶりに1オンス=1300ドルを上回る水準に上昇した。1%近い上昇となっている。米小売売上高が予想を下回る内容だったことがドル相場を圧迫し、為替ヘッジとしての金塊の魅力が高まった。13日発表された1月の米小売売上高が予想外の減少となったことに加え、米週間新規失業保険申請件数は増加し、経済成長の鈍化を示す最新の兆候となった。これを受けてドル指数は0.5%下落した。雇用が2カ月連続で弱い伸びとなるなど、最近の米経済統計を受けて、米経済成長の持続可能性を疑問視する声が出ている。一部の投資家は、米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和縮小のペースを緩めることを期待し始めた。ニューヨークを拠点とするサーハン・キャピタルのアダム・サーハン最高経営責任者(CEO)は「1オンス=1180ドルを上回る水準を維持したことで、金相場は過去半年間の底入れプロセスを経て、新たな上昇傾向を始めるかもしれない」と語った。金現物は一時、昨年11月8日以来の高値となる1オンス=1302.40ドルを付け、米東部時間午後3時33分(2033GMT)時点では11.15ドル(0.9%)高の1301.79ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月きりは5.10ドル(0.4%)高の1300.10ドルで終了。ロイター通信の暫定データによれば、出来高は30日平均を約35%下回る水準。投資家は金への投資を慎重に再開しており、世界最大の金上場投資信託(ETF)、SPDRゴールド・トラストの保有高は11日に1.80トン増の798.85トン。同ETFはここ3週間、保有高の減少が記録されていない。東京貴金属の金相場は6営業日ぶりに反落。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物相場が米量的緩和の縮小ペースが加速する可能性は少ないとの見方に上伸したことを受け手じまい買いが先行して始まった。その後、NY時間外が東商取の寄り付き時水準を下回ってきたことや円の引き締まりを眺め値を消し、中心限月12月先ぎりが前日比9円安の4235円、ほかが同9~10円安で取引を終えた。銀は同60銭安~60銭高とまちまち。白金は同4円安~8円高と小幅まちまち。NY高を受け買い優勢に始まった後、同時間外安や為替の円高・ドル安になびき伸び悩み、一部限月が値を消した。パラジウムは同8~24円高と上昇。