金 4,426円 (+16)

プラチナ 4,794円 (+64)

2/12、ニューヨーク市場の金相場はほぼ横ばい。テクニカルな買いなどから3カ月ぶりの高値となる1オンス=1300ドル近辺まで上昇した後、利益を確定させる動きが強まった。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン新議長が量的緩和の縮小を徐々に進めるとの方針を急転換させることはないと表明したのを受け、金現物相場は3日連続の急上昇から一服した格好。トレーダーによると、この日の金相場は1300ドルの上値抵抗線を突破できなかった後、利益確定の売りが出て序盤の上げ幅を削る展開となった。ウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズ(ニューヨーク)の取引戦略部門を率いるリック・ベンシニョール氏は「金相場はダブルボトムを形成する可能性があり、短期的なトレンドラインは上向きになっている。(1300ドルを突破できれば)今後数週間のうちに1350~1375ドルの水準まで上昇するだろう」と述べた。金現物は米東部時間午後2時58分(1958GMT)時点で、0.04ドル高の1オンス=1291.50ドル。一時は3カ月ぶりの高値となる1295.91ドルまで上昇した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月きりは5.20ドル(0.4%)高の1295.00ドルで終了。ロイターの暫定データによると、出来高は30日移動平均を約30%下回った。東京貴金属の金相場は5営業日続伸。中心限月12月先ぎりは前営業日比52円高の4244円で取引を終了、一時4249円まで上昇し、継続足で2013年10月31日(4298円)以来約3カ月ぶりの高値を付けた。日中立ち会いは、11日のニューヨーク金先物相場が米国のゼロ金利政策の長期化観測を背景に上伸したのを受け、手じまい買いが先行して始まった。その後も、NY金時間外相場の下値の堅さを眺め、強地合いを保った。他限月の終値は、同50~52円高。銀は2月当ぎりと期先2限月が同20~30銭高で終わった。白金は同17~25円高で大引けた。NY高に追随して高寄り後、伸び悩む場面もあったが、金の上昇に支えられた上、NY白金時間外相場が切り返したのを映し、終盤にかけて引き締まった。パラジウムは2月当ぎりの同58円安を除き、同21~34円高で終了。期中6月きりは取引が成立しなかった。