金 4,410円 (+60)

プラチナ 4,730円 (+17)

2/11、ニューヨーク市場の金相場は続伸。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン新議長が量的金融緩和の縮小方針を急転換することはないと明言したことを受け、一時3カ月ぶりの高値を付けた。1オンス=1280ドルの強固な上値抵抗線を突破したことを受けたテクニカルな買いも相場の上昇を加速させた。景気の不透明感や新興国不安に圧迫されていた最近の株価は金相場とは逆方向に動いてきたが、この日はS&P500指数も1.3%上昇した。イエレン議長は下院金融サービス委員会の公聴会で、バーナンキ前議長が主導してきた政策路線を踏襲する考えを示した。商品投資会社LOGICアドバイザーズのパートナー、ビル・オニール氏は「イエレン議長の発言の全体的なトーンは、バーナンキ前議長の下で進められた現行政策とほぼ同じだった。マーケットは今すぐに金融が引き締められることはないと安心感を抱いた」と述べた。金現物は米東部時間午後3時11分(2011GMT)時点で、17.22ドル(1.4%)高の1オンス=1291.51ドルと3週間ぶりの上げ幅を記録。一時は昨年11月14日以来の高値となる1293.44ドルまで上昇した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月きりは15.10ドル(1.2%)高の1289.80ドルで終了。ロイターの暫定データによると、出来高は250日平均を約20%下回った。東京貴金属の2/10、金は4営業日続伸。中心限月の12月先ぎりは前週末比42円高の4192円で大引けた。日中立ち会いは、7日のニューヨーク金先物が1月の米雇用統計の低調な内容などを背景に上伸した上、週明けの為替相場が円安・ドル高で推移する中、手じまい買いが先行して始まった。その後もプラス圏で推移し、終盤はNY金時間外高を眺め、堅調な展開が続いた。他限月の終値は同42~48円高。銀は同40銭~1円高と上伸。白金は小幅まちまち。中心限月の12月先ぎりは同3円高の4618円で終了。他限月は4月きりの同1円安を除き、同変わらず~6円高。NY白金の弱地合いと円安で強弱材料の綱引きとなる中、方向感を欠いて始まった。一時軟化する場面も見られたが、終盤に買い気が強まり、総じて小締まった。パラジウムは期近と期先の4限月が同4~61円高と上昇。期中限月は出合いがなかった。