金 4,350円 (+35)

プラチナ 4,713円 (+49)

2/7、ニューヨーク市場の金相場は反発した。米雇用統計が軟調な内容となり、米金融当局が量的緩和継続を余儀なくされるとの観測に押し上げられた。金現物は米東部時間午後3時19分(2019GMT)時点で9.49ドル(0.8%)高の1オンス=1266.75ドル。雇用統計発表後には一時1.2%高の1271.70ドルとほぼ2カ月ぶり高値を付けた。金現物は今週、2%近く上伸。1週間の上げ幅としては5週間ぶりの大きさだった。新興国通貨や資産の不安定な値動きが、金相場を支えた。1月の雇用統計では、非農業部門就業者数が11万3000人の増加にとどまり、昨年12月の7万5000人増に続いて低い伸びとなった。ただ、今回の軟調な内容は天候要因も影響していると受け止められ、米経済は今後も底堅く推移するとの見方が浮上。米株価が上昇し、金相場の上値を抑えた。アライアンス・フィナンシャルの貴金属ディーラー、フランク・マギー氏は「就業者数は確かに弱かった」と指摘した上で、「金相場は米金融当局が量的緩和縮小をいったん棚上げするとの期待感に支えられているが、短期的には売られやすい地合いが続く」との認識を示した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月きりは5.70ドル(0.5%)高の1262.90ドルで取引を終えた。出来高は250日平均を20%前後下回った。VTBキャピタルのアナリスト、アンドレイ・クリュチェンコフ氏は米金融政策の見通しについて、インフレ圧力が強くないため、先行き指針(フォワードガイダンス)の変更はないと予想。「投資家の目で見ると、今後もドル高傾向が続く」と述べた。東京貴金属の金相場は3日続伸。中心限月12月先ぎりは前日比41円高の4150円、他限月は同36~42円高で取引を終えた。日中立ち会いは、為替相場が円安・ドル高に振れたのを映し、手じまい買いが優勢に始まった。その後も、ニューヨーク金時間外相場が堅調となっているのを眺め、ジリ高となった。銀は総じて小幅続伸。終値は、12月先ぎりの同変わらずを除き、同20銭~50銭高。白金も同53~69円高と3日続伸。円安を背景に高寄りした後も、NY時間外高を眺め、水準を切り上げた。パラジウムは期先3限月が同33~36円高。