金 4,284円 (+13)

プラチナ 4,685円 (+21)

2/5、ニューヨーク市場の金相場は反発したが、終盤に上げ幅を縮めた。この日発表された米国の経済指標はまちまちな内容で、投資家は米景気回復ペースについて、先行きを読みかねている。朝方発表された米民間雇用サービス会社オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が朝方発表した1月の全米雇用統計は予想より弱い内容で、株価が下落。金の安全資産としての魅力が高まった。一方、米サプライ管理協会(ISM)が発表した1月の非製造業景況指数は4カ月ぶりの水準まで回復。雇用指数も引き続き堅調だった。HSBCのジェームズ・スティール氏は、7日に1月の米雇用統計が発表されるまで、主に米株価の動向が金相場を左右すると予想。「上値では産金業者や実需筋から継続的に売りが出ている。短期的には、上ブレリスクよりも下ブレリスクの方が大きいかもしれない」との見方を示した。金現物は米東部時間午後3時10分時点で、3.86ドル(0.3%)高の1オンス=1258.46ドル。ADPの統計発表直後は1273.26ドルまで上昇した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月きりは、前日終値比5.70ドル(0.5%)高の1256.90ドルで引けた。ロイターの暫定データによると、出来高は250日間平均を30%下回る水準。不安定な株式市場に対する懸念は、一部で金投資に対する関心を高めている。世界最大の金上場投資信託(ETF)、SPDRゴールド・トラストによると、4日時点の保有高は前日比3.9トン増加した。東京貴金属の金相場は小反発。中心限月の12月先ぎりは前日比2円高の4094円で取引を終了した。日中立ち会いは、米国株高を眺めた為替の円安・ドル高を受けて手じまい買いが先行し、高寄りした。その後は、円相場が東京商品取引所の寄り付き時点に比べて引き締まる一方、ニューヨーク金時間外相場が堅調に推移したことから強弱材料の綱引きとなり、もみ合いが続いた。他限月の終値は同1~3円高。銀は海外高を映し、同60銭~1円30銭高。白金は同10~23円高と反発。円の引き緩みを受け、買い戻し優勢に始まった。ただ、その後は円安一服に上値を抑えられた。パラジウムは同変わらず~71円高。