金 4,335円 (+10)

プラチナ 4,853円 (-4)

1/28、ニューヨーク市場の金相場は1%安だった前日の流れを引き継いで下落した。世界的に株価が安値から切り返した上、ここ3営業日で大量の売りに見舞われていた新興市場がより落ち着いたことが背景。オプション期限到来絡みの売りや、米消費者信頼感に関する上向きな内容の指標が出たことも、安全資産としての金の魅力を低下させた。ニューヨークのブローカー、ニューエッジの貴金属トレーダー、トーマス・キャパルボ氏は「消費者信頼感が予想より良い内容だったことや、米連邦準備制度理事会(FRB)が今年は量的緩和の縮小を続けるとの見方が維持されていることが、金相場を押し下げていると思う」と述べた。FRBが現在月750億ドルの債券買い(量的緩和)を100億ドル縮小するとの観測が金相場を圧迫している。FRBは2日間の連邦公開市場委員会(FOMC)が終わる29日に出す政策声明で、金融緩和に関するメッセージ部分の内容を維持する公算が大きい。金現物は米東部時間午後2時56分(1956GMT)時点で5.64ドル(0.4%)安の1オンス=1250.80ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりは12.60ドル(1.0%)安の1250.80ドルで終了。ロイター通信の暫定データによると、出来高は250日平均を約25%上回る水準。トレーダーによると、COMEXのオプション2月きりが28日に期限を迎えたことに関係した売りも、金先物相場を圧迫した。金の店頭オプションは29日に期限を迎える予定。公的部門のニュースでは、国際通貨基金(IMF)が28日発表した統計によると、カザフスタン政府の金準備が12月に2.39トン増加したほか、ベラルーシ、ウクライナ、アゼルバイジャンもそれぞれ金準備を増やした。東京貴金属の金相場は下落。終値は中心限月12月先ぎりが前日比25円安の4161円、他限月は同24~32円安。日中立ち会いは、27日のニューヨーク金が利益確定売りに下落したことを受けて安寄りした。その後はもみ合いとなる中、同時間外が下げ渋ったことを眺めてわずかに値位置を切り上げて大引けた。銀は同30銭~1円30銭安と続落。期中2限月は出合いがなかった。白金はNY相場安を背景に同34~49円安と続落。寄り後は買い戻しに下げ渋った。パラジウムは期先3限月が同29~32円安と下落。