金 4,325円 (-42)

プラチナ 4,857円 (-43)

1/27、ニューヨーク市場の金相場は約1%下落、この日付けた2カ月ぶりの高値から後退した。米株価が落ち着いたことに加え、今週予定されている米連邦準備制度理事会(FRB)の重要な政策会合を控えた不安感を受け、利食い売りが誘われた。FRBが量的緩和を、昨年12月に決めた月100億ドルの減額からさらに縮小する可能性があるとの見方が金相場を押し下げた。FRBは28日から2日間、連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。中国の香港からの金輸入が2013年に過去最高を記録したことを受け、金相場は一時、1オンス=1280ドル付近まで上昇した。しかし、米株価が序盤の下落分を取り戻す中、金はニューヨークの午後の取引では日中高値から25ドル(2%)ほど下落。先週の米株価の大幅下落は金相場の追い風になっていた。シカゴの商品ブローカー、アライアンス・フィナンシャルの主任貴金属ディーラー、フランク・マクギー氏は「金はこの日の高値からテクニカルな反転を示した後で、一段と下げる可能性がある」と予想した。金現物は米東部時間午後3時35分(2035GMT)時点で、14.95ドル(1.2%)安の1オンス=1253.69ドル。一時は2カ月ぶり高値の1278.01ドルを付けた。金相場は先週約1%上昇、5週連続の上伸は12年9月以来だった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりは0.90ドル(0.1%)安の1263.40ドルで終了。ロイター通信の暫定データによると、出来高は250日平均を1割ほど上回る水準。金は今年に入ってからは4%超上昇。米株価の下落で投資家が株を売って金塊を増やした。金相場がより堅調になっていることは、オプション・ボラティリティーの低下に反映されており、1カ月のアット・ザ・マネーのインプライド・ボラティリティーは現在15と、13年4月に付けた2年ぶり高水準の32の約半分になっている。COMEXの金オプションフロアトレーダー、ジョナサン・ジョセン氏は「投資家が値動きで利益を上げるためにオプションを買うことができるぐらい、現在ボラティリティは低くなった」と指摘した。香港当局の発表によると、中国の、香港からの金輸入は12月に前月比24%増加し、13年通年では過去最高の1158トンに上った。インド財務省は27日、3月末までに同国の厳しい金輸入規制措置について見直しを行うと表明した。東京貴金属の金相場は小幅まちまち。中心限月12月先ぎりが前週末比3円安の4186円、他限月は同5円安~6円高で取引を終えた。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物時間外相場高を為替相場の円高・ドル安が打ち消し、方向感を欠いて始まった。その後は、円高一服を眺めて買い戻されたが、NY金時間外相場の伸び悩みを映し、戻りも鈍かった。銀は円高を眺め、出合いのない4月きりを除き、同50銭~1円70銭安と反落。白金は同102~120円安と大幅反落。NY安と円高を背景に急落して始まった後も一段と水準を切り下げたが、後半は買い戻しが入って下げ渋った。パラジウムは同56~81円安と大幅続落。