金 4,322円 (-12)

プラチナ 5,058円 (+11)

1/22、ニューヨーク市場の金相場はテクニカルな売りやドル高などを背景に続落した。アナリストらによると、プラス圏で今年の取引をスタートした金相場は、米経済の回復見通しや米量的緩和の追加縮小観測から勢いを失いつつある。金相場は1オンス=1260ドルのテクニカルな上値抵抗線の突破に繰り返し失敗、投資家らの利益確定売りを誘った。21日には、序盤の上昇から下げに転じ、年初来で最大の下落幅を記録した。独立系トレーダーのデニス・ガートマン氏は「またしても1250~1255ドル水準に手ごわい『売り手』が立ちはだかった。しばらくは持ち高を縮小する以外に選択肢はない」と述べた。金現物は米東部時間午後2時(1900GMT)時点で、0.1%安の1オンス=1239.50ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりは、3.20ドル(0.3%)安の1238.60ドルで引けた。取引は通常より少なく、ロイター通信の暫定データによると、出来高は250日間平均の約半分だった。ドル高も利益確定売りを促す要因となった。ディーラーやアナリストらは、米連邦準備制度理事会(FRB)の追加の緩和縮小を懸念している。市場はFRBが28~29日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、インフレヘッジ資産としての金の魅力を高めてきた資産購入策の規模について昨年12月に続き、縮小を決定するとみている。東京貴金属の金相場は下落。中心限月の12月先ぎりが前日比44円安の4170円で大引けた。他限月は同42~45円。21日のニューヨーク相場がテクニカル要因などで下げたことや、為替の円高・ドル安を受けて安寄りした。その後は決め手を欠き、始値付近でもみ合った。銀は期先3限月が同80~1円30銭安と下落。白金はNY安を受け、同33~44円安と反落。安寄り後は、NY時間外相場の堅調を眺めて下げ渋った。パラジウムは6月きりの同1円高を除き、同4~46円安と下落。