金 4,309円 (+18)

プラチナ 4,938円 (+15)

1/9、ニューヨーク市場の金相場は3営業日ぶりに反発した。10日に米雇用統計が発表されるのを前に、投資家が買い持ちを増やした。新規失業保険申請件数の減少や、民間が発表した米企業人員削減数が13年半ぶりの水準に低下したことで、景気回復の勢いが強まっていることが示されたが、金相場の上昇を妨げなかった。アナリストらは、雇用統計が失望を誘う内容であれば、短期的には金相場の押し上げ要因になるとみている。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)が既に量的金融緩和策の縮小を決定していることから、年内は上値が圧迫される公算が大きい。金現物は米東部時間午後3時22分(2022GMT)時点で、0.2%高の1オンス=1227.86ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりは3.90ドル高の1オンス=1229.40ドルで引けた。ロイター通信の推計によると、出来高は250日間平均を約20%下回った。この日の金相場は、対ユーロでのドル高が一服したことも、支援材料となった。世界最大の金上場投資信託(ETF)、SPDRゴールドによると、8日の持ち高は1.5トン減の793.121トンと、今年に入って初めて減少した。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチは9日、2014年の金相場予想を1オンス=1150ドルと、11%引き下げた。銀相場の予想は1838セントと、こちらは21%下方修正した。東京貴金属の金相場は総じて小反発。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物相場が米雇用関連指標の改善や為替のドル高・ユーロ安を受け下落したことから、おおむね安寄りした。その後、強含みで推移するNY時間外を眺め買い戻しが入り、中心限月12月先ぎりは前日比2円高の4141円、ほかが同変わらず~5円高で取引を終えた。銀は海外安を映し、同30~60銭安と続落。白金は同20~27円高と上伸。NY時間外高になびき買い優勢に始まった後、高値圏でのもみ合いが続いた。パラジウムは同15円安~3円高とまちまち。