金 4,247円 (+32)

プラチナ 4,734円 (+62)

12/26、ニューヨーク市場の金相場は年末で閑散商いの中、ショートカバーが入り上昇した。ただ、投資家らは世界経済の回復に対する楽観的見方から上昇基調の株式に資金をシフトさせており、年間ベースでは依然として約30年ぶりの大きな下落率になる見込みだ。この日発表された最新週の米新規失業保険申請は季節調整済みで前週比4万2000件減の33万8000件となった。RBCウェルス・マネジメントは電子メールでコメントで「金相場はヘッジ売りの買い戻しなどで比較的良好だった」と述べた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりは9.0ドル(0.75%)高の1オンス=1212.3ドルで終了。金現物は米東部時間午後4時14分(2114GMT)時点では0.5%高の1211.91ドル。ただ、米株高が金の上げ幅を抑えた。サーハン・キャピタル(ニューヨーク)のアダム・サーハン社長は、金相場が米量的緩和の縮小決定を受けて先週付けた約半年ぶりの安値1185.10ドルから回復した後、ある程度「短期的な支援」を得ていると指摘した。アナリストらによると、金相場が一段安に耐えるとの見方がトレーダーらの間に広がり、今週のショートカバーを促したという。金相場は今年、約30%下落して取引を終える見通し。これは1981年以来の下落率で、現在の水準は2011年に付けた史上最高値の1920.30ドルから37%下落している。アナリストやトレーダーらは、来年に金相場が一段安になると予想しているが、下げ幅は縮小するとみている。香港の貴金属トレーダーは「来年初めに1000ドルの節目を試す可能性がある。ただ、今年と同じような下落は予想していない。中盤以降は経済データ次第で、いくらかの回復が見込めるだろう」と述べた。東京貴金属の金相場は3日続伸。終値は中心限月の2014年12月先ぎりが前日比19円高の4059円、他限月は同17~19円高。日中立ち会いは、円相場の下落を眺めた買いに上昇して始まり、さらにニューヨーク金時間外相場の上昇も支援要因となり、やや引き締まった。午後は整理売りが出て上昇一服となり、もみ合った。銀は手掛かり難から小動き。同変わらず~50円銭高で終了した。白金は続伸。中心限月の14年12月先ぎりは同21円高の4583円、他限月は同22~31円高。パラジウムは出合いのなかった14年6月きりを除き同17~52円高。