金 4,187円 (+16)

プラチナ 4,604円 (+17)

12/23、ニューヨーク市場の金相場は小幅に反落した。年末休暇を控え、市場参加者がマーケットに投じる資金を減らしたことが背景。金相場の年間の下げ幅は30年ぶりの大きさとなる見込みで、2014年も一段の下げが予想されている。金は今年30%近く下落し、6カ月ぶりの安値となる1オンス=1200ドルを下回る水準で取引を終えるとみられている。一部には、来年には10年4月に付けた底値の1050ドルを割り込むとの予想もある。米連邦準備制度理事会(FRB)が先週、景気の力強さを理由に量的緩和の縮小を決めたことを受け、緩和策によって数年来下支えられてきた金から多くの強気筋が逃避した。一方、FRBは毎月850億ドル分の資産買い入れを100億ドル分減らすにとどまることから、アナリストらは影響の大半は心理的なものでしかないとみている。ヘリテージウエストフューチャーズドットコム(カリフォルニア州サンディエゴ)の先物アナリスト、ラルフ・プレストン氏は「FRBの緩和縮小決定後、人々の念頭にあるのはデフレであってインフレではない。それはつまり金にとっては支援材料にならないということだ」と指摘。「もし景気がこのまま推移すれば、金相場は10年7月に付けた安値の1170ドルを今後数週間で割り込み、すぐに同年4月の1050ドルを試すことになるだろう」と述べた。米東部時間午後1時55分時点で、金現物相場は0.4%安の1オンス=1198.57ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりは0.5%安の1198.10ドル。東京貴金属の12/20、金は大幅反落。終値は中心限月2014年10月先ぎりが前日比70円安の4019円、他限月は同67~70円安。日中立ち会いは、19日のニューヨーク相場が、米量的緩和縮小決定によるインフレ懸念の後退で1200ドル台を割り込んだことを受け、手じまい売りが先行して始まった。先ぎりは一時、2週間ぶりの安値となる4002円を付けたが、NY時間外の下げ渋りと円安基調が下値をサポート、全般に下げ幅を縮めた。銀はNY安になびき、14年10月先ぎりと2~4月きりが同80銭~1円50銭安で引けた。他限月は出合いがなかった。白金はNY安や金相場の急落を眺め、手じまい売りに安寄りした。その後は3連休前のポジション調整に下げ渋った。終値は同34~41円安。14年10月先ぎりは夜間取引で4458円と、継続足で2カ月ぶりの安値を付けた。パラジウムは12月当ぎりと14年8、10月きりが同28円安~15円高。2~6月きりは約定されなかった。