金 4,276円 (+27)

プラチナ 4,646円 (+10)

12/18、ニューヨーク市場の金相場は上昇。米連邦準備制度理事会(FRB)は債券買い(量的緩和)の縮小を発表したが、一方で、長い間実施が予想されていたその措置の影響を和らげるため、現在の政策金利を、これまでの方針よりも長期にわたって低く維持する考えを示した。これを受けて金相場は上昇を続けた。FRBは月850億ドル規模の資産買い入れを、月750億ドルに縮小すると表明。異例の景気刺激策の終わりの始まりを意味する。しかしFRBは同時に、失業率が6.5%を下回った場合でも相当長期の間、翌日物金利をゼロに近い水準に維持することが適当である公算が大きいとも述べた。量的緩和の縮小決定に市場が急激に反応して景気回復を損なう事態を未然に防ごうとした動きである可能性が高い。金相場はこの報を受けて当初は反射的に下落したが、株価に追随してすばやく反発した。一方ドルは対ユーロで下落した。米カリフォルニア州を拠点とするマーク・ファンズのポートフォリオマネジャー、アクセル・マーク氏は「金相場が持ちこたえているのは、FRBが、インフレ率が上昇した際の金利の引き上げを遅らせることをほぼ約束したようなものだからだ」と分析した。金現物は米東部時間午後2時47分(1947GMT)時点で、6.50ドル(0.5%)高の1オンス=1236.10ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりは4.90ドル(0.4%)高の1235.00ドルで引けた。ロイター通信の暫定データによると、出来高は30日間の1日平均を約2割ほど下回る水準。東京貴金属の金相場は反落。終値は中心限月2014年10月先ぎりが前日比42円安の4085円、他限月は同37~42円安。日中立ち会いは、17日のニューヨーク金相場が米量的緩和の早期縮小観測が重しになって下落したほか、為替が円高・ドル安に振れたことから、手じまい売りが先行、安寄りした。その後は円相場の軟化を眺めて下げ幅を縮め、午後はもみ合いとなった。銀は見送りムードが強い中、2月きりと8月きり、10月先ぎりがいずれも同80銭安と軟調。他限月は出合いがなかった。白金は同35~46円安と反落。NY安と円高を反映して安寄りした後は、もみ合いながら若干、下げ渋った。パラジウムは同33~58円安。