金 4,249円 (-35)

プラチナ 4,636円 (-39)

12/17、ニューヨーク市場の金相場は反落。米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和を縮小するかもしれないとの観測から、投資家らは強気の見方を後退させた。また、この日発表された11月の米消費者物価指数が前月から横ばいとなり、金相場の重しになった。TDセキュリティーズの貴金属デスクのトレーダーは「現時点では、即座の緩和縮小見込みは弱まっているようだが、FRBが意外と早めに行動することは避けられない。このため、投資家らは依然として金のエクスポージャーを減らしているとみられる」と述べた。金現物は米東部時間午後1時52分(1852GMT)時点で、11.26ドル(0.9%)安の1オンス=1228.54ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりは、前日終値比14.30ドル(1.1%)安の1230.10ドルで引けた。出来高は30日間平均を約25%上回った。観測筋の多くは、FRBが量的緩和を維持するとみている。ただ、米労働市場の改善を示す指標が最近発表されたことから、FRBが17、18両日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、量的緩和縮小を決定する可能性も出ている。アジアの金現物消費国は、金相場の下落を見込んで新たな購入を控えた。インドでは、在庫の入手が困難なことから、買いは依然として低水準だった。現物への投資需要は勢いを失っており、世界最大の金上場投資信託(ETF)SPDRゴールド・トラストの金保有高は16日、8.7トン(1%)減の818.9トンと、約5年ぶりの低水準となった。1日当たりの流出量としては約2カ月ぶりの大きさ。東京貴金属の金相場は4営業日ぶりに反発。中心限月の2014年10月先ぎりは前日比43円高の4127円で引けた。日中立ち会いは、為替のドル安・ユーロ高を受けたニューヨーク金先物相場高のほか、円の引き緩みを支えに手じまい買いが先行して始まった。その後は、NY時間外相場が東京商品取引所の寄り付き時点の水準を上回って推移したことから、堅調を維持した。他限月の終値は同41~44円高。銀は海外高を映し、同10銭~2円50銭高と続伸。白金は3営業日ぶりに反発。NY時間外高や円安を受け、買い戻しが先行して始まった。その後もしっかりに推移し、結局、同10~17円高で取引を終えた。パラジウムは同17円安~11円高とまちまち。