金 4,335円 (+56)

プラチナ 4,749円 (+36)

12/10、ニューヨーク市場の金相場は約2%上昇し、3週間ぶり高値を付けた。テクニカルな買いがあったほか、17、18両日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に薄商いの中、ショートカバーによるファンド勢の買いが見られた。金のこの3日間の上昇率は、ここ2カ月で最大となっている。トレーダーらによると、直近の3週間抜けなかった1オンス=1250ドルの上値抵抗線を突破したことが、大量の買い注文の引き金となった。トレーダーらは、ファンドの一部は来週のFOMCを前に、ショートポジションを巻き戻したと述べた。米セントルイス連銀のブラード総裁は9日、量的緩和規模の「若干の縮小」について、予想外の支持を表明。米連邦準備制度理事会(FRB)による月850億ドルの資産購入規模の縮小を望むよりタカ派的な当局者らと、歩調を合わせた。金現物相場は、米東部時間午後3時38分(2038GMT)時点で、22.88ドル(1.8%)高の1オンス=1263.44ドル。一時、11月20日以来の高値となる1267.26ドルに値上がりしていた。直近3営業日で、金は3%を超えて上昇した。3日間の上昇率としては、10月17日以来の大きさとなる。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりは、26.90ドル(2.2%)高の1オンス=1261.10ドル。ロイター通信の暫定データによると、取引高は30日平均を20%下回って終了した。東京貴金属の金相場は続伸。中心限月2014年10月先ぎりは前日比65円高の4136円、他限月は同61~65円高で取引を終えた。日中立ち会いは、9日のニューヨーク金先物相場が買い戻しに反発した上、為替相場が円安に振れたことから、手じまい買いが優勢に始まった。その後、もみ合いが続いたが、NY金時間外相場が水準を切り上げたのを眺め、引け際に上げ幅を拡大させた。銀も続伸。NY高と円安を映し、同80銭~1円40銭高で引けた。期中14年4月きりは取引が成立しなかった。白金は同73~79円高と続伸。NY高と円安を背景に高寄り後、NY時間外高を受け、水準を切り上げた。パラジウムは同14~46円高。