金 4,238円 (+50)

プラチナ 4,660円 (+38)

12/6、ニューヨーク市場の金相場は11月の米雇用統計の内容が予想を上回り、米量的緩和の縮小観測が強まったものの、先安を見込んでいたトレーダーらによる一時的なショートカバーが入り、小反発して終了した。この日の金相場は乱高下。良好な米雇用統計を受け5年ぶりの安値近くまで下落した後、テクニカルな下値支持線を維持したことで、ショートカバーが入り、約1%上昇した。アライアンス・ファイナンシャル(シカゴ)の主任貴金属ディーラー、フランク・マクギー氏は「今や多くの投資家が量的緩和の早期縮小が検討される可能性があると考えている。連邦準備制度理事会(FRB)が取ろうとしている行動について、より確かな手掛かりを得られるまで相場は流動的だ」と述べた。金現物相場は、米東部時間午後3時51分(2051GMT)時点で4.56ドル(0.4%)高の1オンス=1229.06ドル。1211.80ドルから1243ドルまで振れた。週間では約2%下落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりは、前日終値比2.90ドル(0.2%)安の1229.00ドル。COMEXのオプションフロアトレーダーらは、5日にアウト・オブ・ザ・マネーのオプションの商いが膨らんだのは、複数の投資家が雇用統計を受け価格が上昇すると見込んだことを意味していると述べた。とはいえ、トレーダーらは今週前半、力強い雇用統計を見込んで大量のショートポジションを積み上げていた。6日は比較的薄商いだったため、相場がより変動的になった。ロイター通信の暫定データによると、出来高は30日間移動平均と同水準。東京貴金属の金相場は反落。終値は、中心限月の2014年10月先ぎりが前日比33円安の4038円、他限月は同32~35円安。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物が米量的緩和縮小への警戒感から売られたことや、為替の円高・ドル安を背景に、手じまい売りが先行して寄り付いた。しかしその後は、米雇用統計の発表を控えて様子見ムードが広がる中、売りが手控えられた。午後は円の引き緩みを眺めて買い戻しが入り、終盤にかけて下げ渋った。銀はおおむね軟調。14年4月きりの同30銭高を除き、同50銭~1円50銭安で終了した。白金はNY安と円高が重しとなり反落。ただ、午後は円相場の緩みを眺めて下げ渋った。終値は、中心限月の14年10月先ぎりが同22円安の4507円、他限月は同12~25円安。パラジウムはNY高を映した小口買いに、同13~30円高と続伸した。