金 4,188円 (-54)

プラチナ 4,622円 (-30)

12/5、ニューヨーク市場の金相場は米経済指標が力強い内容だったことから反落。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)は量的緩和を維持せざるを得ないとの見方が広がり、安値からは値を戻した。金相場は乱高下し、一時約2%下げたが、11月の米雇用統計を6日に控え、投資家らがポジション調整に動いたため下げ幅を縮小した。5日発表された7~9月期の米国内総生産(GDP)改定値は予想を上回り、週間新規失業保険申請件数も予想以上に低下した。しかし、国内需要は依然として弱く、量的緩和の維持観測が浮上している。CPMグループのマネジングディレクター、ジェフリー・クリスチャン氏は「金相場は一時、最近の高値水準まで上昇したが、アルゴリズム取引によって下げに転じた。市場は不透明感から非常に変動が大きくなっている」と述べた。金現物相場は一時1オンス=1216.84ドルまで下げたが、米東部時間午後2時05分(1905GMT)時点では13.52ドル(1.1%)安の1229.69ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりは15.30ドル(1.2%)安の1231.90ドルで引けた。ロイター通信の暫定データによると、出来高は30日間平均と一致した。世界最大の金上場投資信託(ETF)SPDRゴールド・トラストの保有高は4日の時点で、2.70トン減の838.71トン。2009年序盤以来の低水準となった。産金大手バリック・ゴールドのジョン・ソーントン次期会長は、金相場にボラティリティーを持たせるためヘッジ戦略を検討すると明らかにした。ただ、バリックが方針転換しようとしているわけではないとした。東京貴金属の金相場は3営業日ぶりに反発。中心限月2014年10月先ぎりは前日比37円高の4071円、他限月は同35~38円高で取引を終えた。日中立ち会いは、4日のニューヨーク金先物相場が買い戻しに大幅上昇したのを受け、手じまい買いが先行して始まった。その後は、円相場の引き締まりを眺め、伸び悩んだ。銀はNY高を背景に買われ、同90銭~1円50銭高で大引けた。白金は同10~20円高と3営業日ぶりに反発。NY高につれて高寄りした後は、NY時間外の軟化や円高が重しとなり、上げ幅を削った。パラジウムは同7~11円高で終了。14年2、4月きりは取引が成立しなかった。