金 4,242円 (+38)

プラチナ 4,652円 (+19)

12/4、ニューヨーク市場の金相場は続伸。2%近く上昇し、1日当たりの上昇率としては約1カ月ぶりの大きさとなった。活発なショートカバーや新たなファンドの買いが入り、米量的緩和の縮小懸念による下げ圧力を打ち消した。金相場は序盤に5カ月ぶり安値まで下落。ADPが発表した11月の全米雇用報告で非農業部門の民間就業者数が予想を上回ったにもかかわらず、中盤には25ドル高となり、一時1オンス=1250ドルを突破した。HSBCの首席貴金属アナリスト、ジェームズ・スティール氏は「ADPの雇用報告の後、ショートカバーといくらかのマクロヘッジファンドの買いが金相場を押し上げたとみられる」と述べた。ロイター通信のデータによると、米東部時間午後0時10分~50分までの40分間に、3万2000枚超が成立した。ドルは下げ圧力にさらされているが、下落率は金ほど大きくない。株式市場は比較的落ち着いた値動きだった。金現物は序盤に5カ月ぶり安値となる1211.44ドルを付けた後、上げに転じ、米東部時間午後4時16分(2116GMT)時点では1.6%高の1243.19ドル。高値は1250.30ドルだった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりは26.40ドル(2.2%)高の1247.20ドルで終了。ロイター通信の暫定データによると、出来高は30日間平均をわずかに上回り17万5500枚。COMEXの金オプションフロアトレーダーのジョナサン・ジョセン氏は「コモディティーファンドは、非常に売られ過ぎの市場環境の中で、新年度入りを迎えている」と述べた。東京貴金属の金相場は続落。終値は、中心限月の2014年10月先ぎりが前日比29円安の4034円、他限月は同28~31円安。夜間取引で先ぎりが一時約1カ月半ぶりの安値の4017円まで下げた後を継いで始まった日中立ち会いは、円高・ドル安の進行を受けた手じまい売りに軒並み下押して始まった。売り物一巡後はやや下げ渋る場面もあったが、マイナス圏でもみ合った。銀も軟調。同20銭~1円60銭安で終了した。白金は小幅続落。中心限月の14年10月先ぎりは同10円安の4509円、他限月は同7~13円安。小幅まちまちで始まったが、その後NY時間外が軟化したことから、やや売り優勢に傾いた。パラジウムは同2~14円安。