金 4,213円 (-69)

プラチナ 4,627円 (-51)

12/2、ニューヨーク市場の金相場は反落し、7月上旬以来の安値を付けた。11月の米サプライ管理協会(ISM)製造業景況指数が予想を上回る内容だったことを受け、ファンド筋や投機筋が売りを出した。他の資産と対照的に貴金属価格の下落は急激だった。米国株はほぼ横ばいで推移したほか、米国債は0.5%安、ドル指数は0.3%高だった。11月のISM製造業景況指数の発表後、金の下げ幅は拡大した。同指数は約2年半ぶりの高水準だった。雇用も改善した。シカ・ウェルスマネジメントの最高投資責任者(CIO)ジェフリー・シカ氏は「勢いに主導された多くの機関投資家による空売りで、金はさらに下げ幅を拡大している」と述べた。金現物は米東部時間午後3時13分(1955GMT)時点で32.79ドル(2.6%)安の1オンス=1219.20ドル。1日の下げ幅としては10月1日以来の大きさ。11月の月間ベースでは5.4%安と6月以来の大きな下げ幅となり、3カ月連続で下落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりは、28.50ドル(2.3%)安の1221.90ドルで引けた。ロイター通信の暫定データによると、活発な取引にもかかわらず、出来高は30日平均を約20%下回った。オーラム・オプションズ・ストラテジーズのマーケットメーカー兼ポートフォリオマネジャー、アルベルト・エング氏は、COMEXの金先物1月きりが1275ドルの水準で通常よりも多いコールオプションを抱えていると指摘。一部の市場参加者が12月に金相場が回復するとみている証しだとした。ユーロ建ての金相場も下落し、2010年8月以来の安値となる898.91ユーロを付けた。米経済見通しの全般的な改善を受けてドルが再び上昇していることを反映した。東京貴金属の金相場は3営業日続伸。中心限月2014年10月先ぎりが前週末比17円高の4110円、他限月は同17~21円高で取引を終えた。日中立ち会いは、先週末のニューヨーク金先物相場がドル安・ユーロ高を背景に反発した上、円相場がやや引き緩んでいるのを受け、手じまい買いが先行して始まった。その後は、NY金時間外が軟調となっている上、円安が一服したのを眺め、伸び悩んだ。銀は期近と期先が同10銭~1円高と小幅続伸。白金も同10~22円高と続伸。NY高と円安を映して高寄りした後は、日中始値近辺でもみ合った。パラジウムは出合いのない12月当ぎりを除き、同1~15円安と軟調。