金 4,257円 (+17)

プラチナ 4,640円 (+3)

11/28、ニューヨーク市場の金相場は2日続落の後で反発している。ドル安に加え、中国に実需の兆候が見られた。米経済指標が強めの内容だったことが金の上げ幅を抑えた。強い米指標は連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和の縮小につながると受け止められる。米金融市場が感謝祭の祝日で休場だったことから、商いは比較的薄かった。MKS SAの取引責任者、アフシン・ナバビ氏は「中国など極東からの実需絡みの買いが少しある。それ以外は、米国が祝日なので、週内は新たなポジション構築はあまり見られないだろう」と語った。金現物相場は1950GMT時点で0.7%高の1オンス=1244.85ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)は休場だが、電子取引では金先物12月きりは0.5%高の1オンス=1243.50ドル。VTBキャピタルのアンドレイ・クリュチェンコフ氏は「金をめぐる状況はほぼ変わらず。相場を主導する材料は依然ドルと米経済指標だ」と指摘した。27日発表された米指標は、先週の米新規失業保険申請件数が予想外に減少したほか、ロイター・米ミシガン大学調査の11月の消費者景況感指数確報値は暫定値から上方修正された。世界最大の金上場投資信託(ETF)SPDRゴールド・トラストの保有高は27日に5.7トン減少して843.21トンと、2009年序盤以来の低水準となった。中国では今週、相場の下落により、需要が上向いている。ロイターのデータによると、上海黄金交易所(SGE)における純度99.99%の金の出来高は28日に18.3トンと、10月8日以来の高水準だった。東京貴金属の金相場は小反発。中心限月2014年10月先ぎりは前日比7円高の4082円、他限月は同5~8円高で取引を終えた。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物相場が米経済指標の内容の良さを背景に下落したものの、為替市場で円安が進行したことから、売り買いが交錯し、総じてもちあいで始まった。その後は小幅な動きが続いたが、NY時間外相場の堅調を眺め、手じまい買いが優勢になった。銀は約定された3限月が同20銭~1円安と軟調。白金は同32~39円安と続落。NY安を受けて安寄りした後、NY時間外高から下げ渋った。パラジウムは出合いのない14年4月きりを除き、同6~12円高。