金 4,221円 (-34)

プラチナ 4,653円 (-51)

11/26、ニューヨーク市場の金相場は1週間ぶりの高値まで上昇したものの下げに転じ、約1%安で引けた。勇気づけられる米住宅関連指標が発表されたのを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が間もなく量的緩和縮小を決めるのではないかとの懸念が高まった。この日発表された10月の米住宅着工許可件数は5年半ぶりの高水準となり、9月のS&Pケース・シラー住宅価格指数も全米主要20都市で年率13.3%上昇し、金相場を圧迫した。ニューエッジの貴金属ブローカー、トーマス・カパルボ氏は「これらの良好な住宅関連指標は緩和縮小が再び議論される可能性を示唆しており、金相場の重しになっている」と述べた。金現物は一時1オンス=1256.49ドルと11月20日以来の高値を付けたが、米東部時間午後3時05分(2005GMT)時点では、10.97ドル(0.9%)安の1241.24ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりは、現物をアウトパフォームし、0.20ドル高の1241.40ドルで引けた。ロイター通信の暫定データによると、出来高は28万2600枚と30日間平均(15万6000枚)の2倍近い水準。アライアンス・ファイナンシャル(シカゴ)の主任貴金属ディーラー、フランク・マギー氏は「投資家の中には、オプション12月きりが25日に満期を迎えたことに絡んだ買いで上昇した後、強気配を弱めた人もいる」と述べた。ディーラーによるとアジアの現物需要は、今年、相場が2日間で200ドル超下落したときのようには上向かなかったという。世界最大の金上場投資信託(ETF)のSPDRゴールド・トラストの金保有高は25日、3.30トン減少した。ETFからの流出は年初来で450トンに上り、相場安に大きな役割を果たしている。東京貴金属の金相場は買い戻しに反発。終値は、中心限月の2014年10月先ぎりが前日比57円高の4097円、他限月は同52~58円高。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物時間外相場の上昇を眺め、手じまい買いが先行して始まった。その後、NY時間外の頭が重たくなると、これに追随して伸び悩む場面もあったが、引けにかけて再び買い戻しの動きが強まり、全限月がこの日の高値圏で取引を終えた。銀は約定された期先3限月が反発。終値は同1円40銭~1円60銭高。白金も反発し、同13~21円高で終了。NY時間外相場高を背景に、堅調な地合いが続いた。パラジウムは成約された4限月が同28~39円高。