金 4,270円 (+46)

プラチナ 4,779円 (+34)

11/13、ニューヨーク市場の金相場はドル安や安値拾いに押し上げられ、5営業日ぶりに反発した。ただ、S&P500種株価指数がザラ場の高値を更新したことから、安全資産としての魅力が下がり、終盤はやや値を消した。銅相場が2%安を記録したことも金相場を圧迫した。米東部時間午後2時22分時点では2.23ドル(0.2%)高の1オンス=1269.84ドル。一方、ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりは2.80ドル(0.2%)安の1268.40ドルで引けた。この日は米経済統計の発表はなく、夜に予定されているバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の証言に関心が集まっている。このところ、量的金融緩和の縮小時期をめぐるFRB各当局者らの発言内容には、相違がみられる。ミネアポリス連邦銀行のコチャラコタ総裁は12日、緩和的な政策を継続すべきだとの考えを表明。一方、アトランタ連銀のロックハート総裁は、非常に緩和的な政策を維持すべきだとする一方、12月の連邦公開市場委員会(FOMC)で緩和縮小に着手する可能性を否定しなかった。HSBCのジェームズ・スティール氏は「12月の緩和開始の可能性に対する金相場のマイナス反応は、相場が今後も金融政策の変化に敏感であり続ける公算が大きいことを示唆している」と分析した。東京貴金属の金相場は反落。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物が米金融緩和の縮小観測を背景に下落したのになびき、手じまいや弱気の売りが先行して始まった。その後、NY金時間外が東京商品取引所の寄り付き時水準を上回って推移したことから、買い戻しが入って下げ幅を縮め、中心限月2014年10月先ぎりが前日比24円安の4081円、ほかは同23~27円安で取引を終えた。銀は海外安を映し、同1円20銭~1円80銭安と下落。白金は同16~22円安と反落。NY時間外の軟化を受け、買方の手じまい優勢に始まった後、決め手難から始値を挟んで推移した。パラジウムは同29~36円安と軟調。