金 4,301円 (-50)

プラチナ 4,779円 (-36)

11/7、ニューヨーク市場の金相場は反落、3週間ぶりの安値を付けた。欧州中央銀行(ECB)の追加利下げ決定を受け上昇していたが、その後発表された2013年第3四半期の米実質GDP(国内総生産)伸び率が予想を上回ったことが重しになり、下げに転じた。ECBは低いインフレ率でユーロ圏経済の回復が停滞するのを防ぐため、さらに利下げする可能性も示唆した。米GDP統計は、企業の活発な在庫補充に押し上げられたものの、個人消費の伸びは2年ぶりの水準に鈍化した。アナリストによると、経済見通しの改善から株高傾向となっていることも、安全な逃避先とされる金を抑制している。ニューエッジの貴金属ブローカー、トーマス・カパルボ氏は「株式市場が上昇しているとき、投資家には安全な投資先や金のような現物資産に向かう理由はない。投資家は株式市場に向かい、そこでうまくやっている」と述べた。金現物は10月17日以来の安値となる1オンス=1298.31ドルまで下落した後、米東部時間午後2時19分時点で、12.08ドル(0.9%)安の1305.71ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりは、9.30ドル(0.7%)安の1308.50ドルで引けた。ロイター通信の暫定データによると、出来高は250日間平均を約10%上回った。金相場は米量的緩和の縮小観測から年初来で20%下落している。アナリストらは、8日に発表される10月の米雇用統計は、米政府機関が一部閉鎖された影響が如実に現れる可能性があるとみており、結果として量的緩和が維持されることになるかもしれないという。世界最大の金上場投資信託(ETF)、SPDRゴールド・トラストの金保有高は6日時点で2.1トン増の868.42トンと、10月22日以来の増加となった。東京貴金属の金相場は5営業日ぶりに反発。中心限月2014年10月先ぎりが前日比18円高の4190円、他限月は同17~20円高で取引を終えた。日中立ち会いは、6日のニューヨーク金先物相場が欧州中央銀行(ECB)の利下げ観測後退によるドル安・ユーロ高を背景に上昇した流れを受け、手じまい買いが先行して始まった。その後、整理売りに伸び悩む場面もあったが、NY時間外高を眺めた押し目買いに堅調に推移した。銀はおおむねしっかり。終値は同変わらず~40銭高。白金は同33~42円高と3日続伸。NY高を映して高寄りした後も高値圏でもみ合った。パラジウムも同17~33円高と3日連続高。