金 4,335円 (-24)

プラチナ 4,784円 (+19)

11/1、ニューヨーク市場の金相場は米金融緩和縮小観測が再燃したのをはやし、4営業日続落して引けた。今週の下落率は3%に達し、過去7週間で最大となった。金現物は米東部時間午後2時57分(1857GMT)時点で11.69ドル(0.9%)安の1オンス=1311.50ドル。前日は1.4%の下げだった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりは10.50ドル(0.8%)安の1313.20ドルで取引を終えた。ロイター通信の暫定集計によると、出来高は30日平均を約20%下回った。リッチモンド連銀のラッカー総裁は1日、労働市場は過去1年2カ月で金融当局が量的緩和策の縮小に着手しても問題のない水準まで回復したとの認識を示した。緩和縮小の兆候がわずかにでも出てくれば、金相場の大きな重しになるとみられている。ファンド筋や機関投資家は近年、インフレや各国・地域の金融緩和策のヘッジとして金を購入していた。CPMグループの貴金属アナリスト、エリカ・ランネスタッド氏は「投資家は概して金融緩和縮小を予期しており、年内に変化がないとしても、最終的には縮小が始まることを見越して売りに動いている」と述べた。ドルは6週間ぶり高値まで上昇。一方、ユーロ圏のインフレ率が急低下したのを眺め、市場では金融当局が間もなく利下げに踏み切るとの観測が浮上したことから、ユーロは軟化した。世界最大の金上場投資信託(ETF)、SPDRゴールド・トラストの金保有高は10月の1カ月間で34トン減少し、7月以来の大幅な落ち込みを記録した。年初来では479トンの減少。現在の保有高は872トンとほぼ4年ぶりの低水準となっている。東京貴金属の金相場は続落。終値は、中心限月の2014年10月先ぎりが前日比42円安の4184円、他限月は同40~47円安。日中立ち会いは、31日のニューヨーク金先物相場が、ドル高などを背景に大幅反落したことから、軒並み安で始まった。その後も、円相場の上昇を眺め、軟調な地合いが続いた。NY時間外の底堅さを映し、終盤は下げ渋った。銀は軟調。終値は、同1円50銭~2円30銭安。白金も金に追随して続落。14年10月先ぎりが同26円安の4627円、他限月は同24~39円安。NY安を受け売り先行で始まった後、ジリ安となったが、終盤はNY時間外の上昇を眺め、値を戻した。パラジウムは約定された期先3限月が同13~20円安。