金 4,412円 (+5)

プラチナ 4,794円 (+29)

10/30、ニューヨーク市場の金相場は不安定な値動きの中、続落した。米連邦準備制度理事会(FRB)が現行の量的緩和策の継続を決めた後、投資家が利益確定の売りに走ったため、下げに転じた。FRBは10月の連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、当面は毎月850億ドル規模の債券買い入れを続けると表明。FRB当局者らは、今月16日間にわたり政府機関が一部閉鎖された米財政問題が一因で、成長見通しが鈍化することを認めた。トレーダーらによると、米経済が引き続き緩やかなペースで拡大し、インフレ率が予想を下回っているとしたFOMC声明によって金は圧迫された。アライアンス・ファイナンシャル(シカゴ)の主任貴金属ディーラー、フランク・マクギー氏は「FRBの量的緩和の縮小がかなり先送りされるとの見方は既に金市場に織り込まれていた。成長が緩やかなペースにとどまり、インフレは生じていないとするFOMC声明が一部の売りを誘った」と述べた。金現物は米東部時間午後4時03分(2003GMT)時点で、1.05ドル(0.1%)安の1オンス=1342.64ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりは、FOMC声明の発表前に3.80ドル(0.3%)高の1349.30ドルで終了。ロイター通信の暫定データによると、出来高は30日平均と同水準だった。東京貴金属の金相場は3日続伸。中心限月2014年10月先ぎりは前日比5円高の4253円、他限月は同1~5円高で取引を終えた。日中立ち会いは、29日のニューヨーク金先物相場がドル高を背景に下落したことを受け、手じまい売りが先行して始まった。その後は様子見ムードに包まれ、総じて日中始値近辺でもみ合う展開となったが、NY時間外が次第に戻りを強めたことから、引け際、プラス圏に引き締まった。銀はNY時間外高を映し、同30~80銭高で大引けた。白金は同1~14円高と3日続伸。決め手を欠き、方向感なく寄り付いたが、NY時間外の水準切り上げを眺め、徐々に買い戻しが優勢になった。パラジウムは出合いのなかった期中14年6月きりを除き、同17~30円高。