金 4,407円 (-8)

プラチナ 4,765円 (+10)

10/29、ニューヨーク市場の金相場は4営業日ぶりに反落し、前日付けた5週間ぶりの高値水準から後退した。ドル高に加え、9月の米小売売上高が期待の持てる内容だったため、米連邦準備制度理事会(FRB)の政策決定を前に投資家が利益確定の売りを出した。金現物は米東部時間午後2時40分(1840GMT)時点で、6.70ドル(0.5%)安の1オンス=1344.89ドル。前日は一時、9月20日以来の高値となる1361.60ドルまで上昇。9月の米鉱工業生産・設備稼働率や米中古住宅販売仮契約指数が予想を下回り、FRBが量的金融緩和の縮小に踏み切るほど経済は強くないとの見方が広がったのをはやした。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりは6.70ドル(0.5%)安の1345.50ドルで終了。ロイター通信の暫定データによると、出来高は30日平均を約15%下回った。FRBは29日から2日間の日程で連邦公開市場委員会(FOMC)を開催。30日には毎月850億ドル分の国債などを購入している現行の量的緩和策の継続方針を発表するとみられている。INTL・FCストーンの金属アナリスト、エドワード・メイア氏は「最近の米国のマクロ経済指標の一部が弱含んでいることについてFRBが何を言うか、またそれが量的緩和縮小のスケジュールに影響を与えるかどうかに投資家は注目している」と述べた。エコノミストの多くは、来年3月に量的緩和の縮小が始まる可能性が高いと予想している。東京貴金属の金相場は続伸。中心限月2014年8月きりは前日比5円高の4246円、他限月は同4~7円高で取引を終えた。新ポ14年10月きりは発会値比6円安の4248円で大引けた。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物時間外相場が米量的緩和の長期化観測を背景にしっかりしているのを受け、手じまい買いが先行して始まった。その後もNY時間外高を眺め、堅調に推移したが、取引中盤から整理売りに伸び悩んだ。銀は前日比50銭安~10銭高と小幅まちまち。新ポ14年10月きりは発会値比10銭安の70円80銭で引けた。白金は前日比41~48円高と続伸。新ポ14年10月きりの終値は発会値比2円安の4646円。NY高を映し高寄り後は決め手を欠き、もみ合いとなった。パラジウムは前日比3円安~21円高と総じて堅調。新ポ14年10月きりは発会値比14円安の2333円で終了した。