金 4,415円 (+15)

プラチナ 4,755円 (+40)

10/28、ニューヨーク市場の金相場は3営業日続伸し、一時5週間ぶりの高値を付けた。米連邦準備制度理事会(FRB)が今週の連邦公開市場委員会(FOMC)で、金相場を支えている現行の量的金融緩和策の継続を決めるとの見方が広がったため。FOMCは29日から2日間の日程で開かれる。FRBは毎月850億ドルに上る国債などの購入規模を変更しないとみられており、2014年3月まで緩和縮小は先延ばしにされるとの見方が大勢を占めている。金現物は米東部時間午後2時08分(1808GMT)時点で、1.76ドル(0.13%)高の1オンス=1354.04ドル。一時は9月20日以来の高値となる1361.60ドルまで上昇した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりは、0.30ドル(0.01%)安の1352.20ドルで引けた。量的緩和策が続くとみている投資家にとってさらに金の魅力が増しているのは、米政府機関の一部閉鎖が10月のマクロ経済指標を悪化させるとの見方が強いからだ。RJオブライエン(シカゴ)の上級商品ブローカー、フィリップ・ストレイブル氏は「10月の指標は予想よりもかなり弱い内容になる。ゆえに金相場が上がり続けている」と指摘。もしFRBが今週の会合で量的緩和策を変更しなければ、金の現物相場は心理的に主要な節目となる1400ドルを試す展開になると述べた。東京貴金属の金相場は上伸。終値は中心限月2014年8月先ぎりが前週末比46円高の4241円、他限月は、納会した10月当ぎりを除き、いずれも同47円高。日中立ち会いは、前週末25日のニューヨーク金が、米量的緩和の長期化観測を背景に買われた地合いを引き継ぎ、高寄りした。その後も、NY時間外相場の下げ渋りを眺め、戻り売りを消化しながら堅調に推移した。銀は方向感を欠き、同40銭安~50銭高と小幅まちまち。10月当ぎりと期先14年6月きりは出合いがなかった。白金は反発。2番ぎり以降の終値は、同54~64円高。NY時間外の底堅さを受けて高寄りした後も、買い優勢で取引を終えた。パラジウムは同18円安~7円高とまちまち。期近2限月と14年4月きりは約定されなかった。10月当ぎりの納会値は、金が前週末比63円高の4253円、銀が同変わらずの69円80銭、白金が同43円高の4578円、パラジウムが同変わらずの2355円。