金 4,324円 (+3)

プラチナ 4,692円 (+24)

10/18、ニューヨーク市場の金相場は下落した。今月半ばまでの米政府機関の一部閉鎖により、米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和の縮小を延期するとの見方から前営業日に3%上昇した後で、投資家が利益を確定した。金は今週を通じては3%を超える上昇となり、週間ベースでは2カ月ぶりの大幅上伸となった。米議会が今週、期限間際にデフォルト(債務不履行)回避に向けた合意にこぎつけたことを受け、大量のショートカバーが金相場を押し上げた。ただ、金相場の上昇の勢いは18日に弱まった。世界最大の金上場投資信託(ETF)、SPDRゴールド・トラストの金保有高が減少したことが一因とみられる。INTL・FCストーンの金属アナリスト、エドワード・メイア氏は「FRBの量的緩和縮小がただ延期されるだけであることを踏まえれば、投資家がETFへの買いを再開するかどうかは分からない」と述べた。金ETFは投資家の関心度を示す指標とみなされることが多い。金現物は米東部時間午後1時41分(1741GMT)時点では5.41ドル(0.4%)安の1オンス=1313.68ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりは反落し、8.40ドル(0.6%)安の1314.60ドルで引けた。ロイター通信の暫定データによると、出来高はわずか10万枚と、30日平均を4割ほど下回る水準。金相場は17日に3%急伸。米政府機関再開で議会が合意したことに加え、中国の格付け会社が米国の信用格付けを引き下げたことがドル相場を押し下げ、ショートポジションの投資家による買い戻しが相次いだ。アナリストは「米政府が再開し、債務危機から来週のFRB会合に予定が移ると、金が幾分上昇する引き金になった」と指摘。ただ長期的には、FRBの量的緩和縮小観測が再び浮上すれば金はすぐに売られる公算が大きいという。SPDRゴールド・トラストの金保有高が17日時点でさらに3.3トン減少するなど、金に対する投資意欲は低調なままだ。SPDRの金保有高は4週連続の減少で、2012年12月のピークから35%余り、今月は3%近い減少となっている。東京貴金属の金相場は急反発。終値は中心限月2014年8月先ぎりが前日比105円高の4155円、他限月は同104~106円高。日中立ち会いは、17日のニューヨーク金先物相場が、米量的緩和の早期縮小観測の後退を受けて上伸した地合いを引き継ぎ、手じまい買いが先行して始まった。その後は、売り買いが交錯してもみ合い、日中始値付近で大引けた。銀はNY高を映して上伸。終値は同1円40銭~1円90銭高。10月当ぎりと14年4月きりは約定されなかった。白金は同112~123円高と大幅続伸。NY高になびいて高寄りした後、中国の景気指標が好調だったことを眺め、午後に一段高となった。パラジウムは同32~62円高と続伸。10月当ぎりは出合いがなかった。