金 4,215円 (+24)

プラチナ 4,546円 (+15)

10/15、ニューヨーク市場の金相場は薄商いの中、序盤の急落から回復し、続伸して引けた。米財政問題協議の難航を受け、安全資産とされる金に買いが入った。金相場が上昇する一方、米株式や工業向け商品(コモディティー)、米債券は経済の不透明感を背景に下落した。金相場はオーバーナイトで付けた3カ月ぶり安値の1オンス=1250ドル近辺から約35ドル(3%)上昇。序盤には米議会が連邦債務上限の引き上げ問題について期限の17日までに合意に到達するとの期待感が圧迫材料となっていた。アライアンス・ファイナンシャルLLCの貴金属ディーラー、フランク・マクギー氏は「誰もが米議会をめぐるニュースに神経質になっている。金は反射的に値上がりしたが、これが維持されるとは思わない」と述べた。金現物は一時1287.90ドルまで上昇したが、上げ幅を縮小し、米東部時間午後4時17分時点(2017GMT)では0.7%高の1281.16ドル。序盤には7月10日以来の安値となる1251.66ドルまで下げていた。一方、ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりは反落し、3.40ドル(0.3%)安の1273.20ドルで引けた。ロイターの暫定データによると、出来高は30日間平均を10%上回った。投資家らは金の手じまいを続けており、世界最大の金上場投資信託(ETF)であるSPDRゴールド・トラストの金保有量は14日、1.8トン減少し4年半ぶりの低水準となった。東京貴金属の金相場は4営業日続落。中心限月2014年8月先ぎりは前営業日比66円安の4024円で取引を終了した。夜間立ち会いでは3994円の安値を付け、8月9日(3992円)以来、約2カ月ぶりの水準に沈む場面もあった。日中立ち会いは、ニューヨーク金時間外相場が米財政問題の進展観測を背景に軟化したのを受け、手じまいや弱気の売りが先行して始まった。売り一巡後は戻り歩調を強める場面も見られたが、NY時間外相場の軟調や円相場の引き締まり眺め、終日弱地合いが継続した。他限月の終値は、同66~69円安。銀はNY安を映し、同1円10銭~1円60銭安で大引けた。期中14年4月きりは取引が成立しなかった。白金は反落。NY時間外や東京金の下落に追随し、同36~56円安で取引を終えた。パラジウムは出合いのなかった期近12月きりを除き、同7~49円高と続伸。