金 4,244円 (-23)

プラチナ 4,556円 (+38)

10/10、ニューヨーク市場の金相場は米国のデフォルト(債務不履行)回避に向けた与野党協議の進展に対する期待感が重しとなり、3営業日続落して引けた。ドル高が進み、安全な資産として金を物色する動きが後退した。金現物は米東部時間午後3時33分(1933GMT)時点で16.57ドル(1.3%)安の1オンス=1290.02ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりは、10.30ドル(0.8%)安の1296.90ドルで取引を終えた。ロイター通信の暫定集計によると、出来高は30日平均を25%下回った。米議会では、下院共和党が連邦債務上限を短期間引き上げる案を提示。オバマ大統領に対し、一部閉鎖中の政府機関の業務再開について協議に応じるよう呼び掛けた。ダンスケ銀行のアナリスト、クリスティン・タクセン氏は「民主、共和両党ともに事態打開に向けて動き始めた。これが金相場を押し下げた」と説明した。金先物は今週に入り、薄商いが続いている。相場はレンジ内で推移。米経済指標の発表見送りと財政問題の協議難航を受け、買い手は取引を手控えている。ニューエッジの貴金属ブローカー、トーマス・カパルボ氏は「大口の買い手がいない。小口や実需の買いだけで相場を押し上げるのは一苦労だ」と述べた。一方、米週間新規失業保険申請件数が6カ月ぶり高水準を記録したことは支援材料となった。東京貴金属の金相場は続落。中心限月2014年8月先ぎりは前日比29円安の4110円、他限月は同24~29円安で取引を終えた。日中立ち会いは、9日のニューヨーク金先物相場がドル高を背景に下落したのを受け、安寄りした。その後は、為替相場が円安・ドル高に振れている上、NY金時間外相場が水準を戻したのを映し、買い戻しに下げ幅を縮小させた。銀は軟調。約定された4限月の終値は同1円~1円40銭安。白金は同22~41円安と下落。NY安を受け、手じまい売りが先行して始まった後、円の引き緩みを映して下げ幅を縮めた。パラジウムは10月当ぎりが同6円高、期先3限月が同12~24円安。