金 4,267円 (-28)

プラチナ 4,518円 (-33)

10/9、ニューヨーク市場の金は米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長にイエレン副議長が指名されるとの報道を受けたドル高の影響で続落した。金現物は米東部時間午後2時54分(1854GMT)時点で11.61ドル(0.9%)安の1オンス=1306.69ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりは、17.40ドル(1.3%)安の1307.20ドルで終了。ロイターの暫定集計によると、出来高は30日間平均を約5%下回った。金先物価格は米東部時間午前10時10分から同20分までの間に急落し、日中最安値の1294ドルを付けた。10分間の出来高は1万5000枚に上った。この日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、量的金融緩和の縮小に踏み切らなかった先月の決定は紙一重の差だったことが分かり、金相場は低調に推移した。議事要旨では、年内に資産購入規模を縮小することへの幅広い支持がまだ残っていることも判明した。今週は薄商いが続いているが、米国時間朝の取引で約10分間だけ出来高が急増。米政府機関の一部閉鎖が続き、経済指標の発表延期やワシントンの政治停滞の展開への懸念から様子見姿勢の投資家もおり、金相場は引き続き一定の値幅を上下した。アナリストらによると、17日の米国の債務支払期限が近づいても、金は一部で考えられていたほど値を上げておらず、投資家は安全資産としての金に対する信頼を無くしているように見えるという。HSBCの主任貴金属アナリスト、ジェームズ・スティール氏は「米政府一部閉鎖への反応の薄さは、根底にあるネガティブな投資家心理を覆い隠すかもしれない」と指摘。「少なくとも安全資産としての金への買いは不足している。通貨市場が急激に動いていないからかもしれない」と述べた。東京貴金属の金相場は反落。終値は中心限月2014年8月先ぎりが前日比8円安の4139円、他限月は同8~13円安。日中立ち会いは、ニューヨーク相場が小口の売りに下落したことや、為替の円高・ドル安を受けた手じまい売りに安寄りした。その後は円相場が弱含んだことを眺めて下げ渋り、おおむねこの日の高値近辺で終了した。銀は同10銭安~90銭高と小幅まちまち。白金も同7円安~3円高と小幅まちまち。NY時間外の伸び悩みを反映して安寄りしたものの、円高の一服で下げ渋った。パラジウムは同14~20円高。10月当ぎりと2月きりは約定されなかった。