金 4,295円 (+7)

プラチナ 4,551円 (+25)

10/7、ニューヨーク市場の金は利食い売りに反落した。ただ米財政協議が行き詰まり、債務上限引き上げの期限が近づく中で金の安全な資金逃避先としての魅力は高まっており、下値も限定的だった。金現物は米東部時間午後3時43分(1943GMT)時点で0.2%安の1オンス=1319.10ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりは0.50ドル安の1324.60ドルで引けた。トムソン・ロイターの暫定集計によると、出来高は30日間平均を約30%下回った。米与野党議員の間では、政府機関の一部閉鎖を終わらせるような妥協の兆しはほとんど見られない。金融市場では、同じく安全資産とみなされている米国債相場もいったん上伸したものの、その後は下落。株式相場でも、S&P500種指数が大幅続落した。米財政協議がこう着していることについて、金融市場の反応はこれまでのところ軽微にとどまっている。だがアナリストらは、議会が今月17日の期限までに債務上限の引き上げをできず、米国がデフォルト(債務不履行)に陥る可能性への不透明感が金相場を押し上げる要因になるはずだとの見方を示している。モーガン・ゴールドの主任ストラテジスト、エド・モイ氏は、「政府機関閉鎖が長引けば長引くほど、経済が抱える問題は大きくなる」と指摘。その上で「米連邦準備制度理事会(FRB)は、量的緩和の縮小開始に踏み切る前に、政府機関閉鎖の影響を見極めようとする公算が大きい」との見方を示した。米国で前回、債務上限問題が議論となった2011年には、金相場は1920ドルと過去最高値まで上昇。議会は土壇場で上限引き上げに合意していた。中国市場は長期の連休を終え再開したものの、香港のディーラーらは、中国勢の買い意欲は低調だったと指摘した東京貴金属の金相場は反発。日中立ち会いは、米財政問題をめぐる不透明感を背景に安全資産として買われたニューヨーク金先物相場の流れを引き継ぎ売方の手じまいが先行して始まった。その後、NY時間外が東商取りの寄り付き時水準を上回って推移したほか、為替の円高・ドル安が一服したことで上げ幅を広げた。中心限月2014年8月先ぎりが前日比36円高の4147円、ほかが同36~37円高で取引を終えた。銀は海外高を映し、同1円40銭~1円90銭高と上昇。白金は同40~51円高と続伸。NY高を眺め手じまい買いが先行して始まり、同時間外の一段高や円の引き緩みに堅調を持続した。パラジウムは同変わらず~20円高と総じて小高い。