金 4,299円 (+19)

プラチナ 4,498円 (-33)

10/3、ニューヨーク市場の金は続伸。米サプライ管理協会(ISM)がこの日発表した9月の米非製造業景況指数(NMI)が予想を下回ったことに加え、米政府機関の一部閉鎖で9月の雇用統計の発表延期が決まったことから、連邦準備制度理事会(FRB)が量的金融緩和の縮小を遅らせるとの見方が広がった。連邦債務上限の引き上げが実現しなければ、米経済はデフォルト(債務不履行)に陥り、マーケットを揺さぶる可能性がある。金現物は堅調。米東部時間午後4時12分(2012GMT)時点で0.17%高の1オンス=1316.89ドル。序盤は低調な現物需要や前日の上昇を受けた利益確定の売りで下落したが、その後切り返した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりは3.10ドル安の1オンス=1317.60ドルだった。米連邦議会議事堂近くで起きた発砲事件で周辺封鎖が行われたことを受け、金は一時急騰したが、最初に銃声が報告された後、すぐに事件が終結したため、上げ幅を縮小した。米予算の執行停止によって多くの連邦政府機関が閉鎖に追い込まれ、中には経済指標を発表する一部機関も含まれている。4日に予定されていた9月の米雇用統計の発表は延期された。RJオブライエン(シカゴ)の上級商品ブローカー、フィリップ・ストライブル氏は「雇用統計が出なければ、FRBは量的緩和縮小に踏み切れないだろう。彼らはいかなる分析も出すことができない。もし失業率が下がっていたらどうなるだろう」と指摘。その上で「目先は量的緩和策の変更がないと分かっているため、人々はおおむね態度を保留している」と述べた。東京貴金属の金相場は3営業日ぶりに反発。中心限月2014年8月先ぎりが前日比65円高の4126円、他限月は同61~65円高で取引を終えた。日中立ち会いは、2日のニューヨーク金相場が、米国の雇用関連指標の弱さや政府機関閉鎖への懸念から買われた地合いを引き継ぎ、買い戻しが先行した。序盤は円相場の軟化を眺め、一段と引き締まったが、午後は円安一服や、NY金時間外相場の伸び悩みを映し、上値は重かった。銀は同1円10銭~2円高と堅調。白金は同11~15円高と、6営業日ぶりに反発。NY高を受け、全般は買い優勢で推移したが、戻り売りに押され伸び悩んだ。パラジウムは同10円安~2円高とまちまち。