金 4,280円 (+77)

プラチナ 4,531円 (-1)

10/2、ニューヨーク市場の金は3営業日ぶりに反発。ドル安と米国株の下落に伴って安値拾いの買いが集まり、前日の下落分の大半を取り戻した。金現物は米東部時間午後2時44分(1844GMT)時点で30.42ドル(2.4%)高の1オンス=1316.41ドル。直近に付けた2カ月ぶり安値の1278.24ドルから40ドル近く上昇した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりは34.60ドル(2.7%)高の1320.70ドルで終了。ロイター通信の暫定データによると、出来高は30日平均を約5%上回った。米民間雇用サービス会社オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)がこの日発表した9月の全米雇用報告で、非農業部門の民間就業者数(季節調整済み)が市場予想を下回ったことから、金相場の上昇は加速した。米政府機関の一部閉鎖は2日目に突入し、早期の政治的な歩み寄りの実現を懸念する見方が広がっている。米議会は数週間後にも連邦債務上限の引き上げに合意しなければ、世界市場を混乱させる恐れのあるデフォルト(債務不履行)のリスクを負うことになる。RJオブライエンの上級商品トレーダー、トム・パワー氏は「マーケットは米政府機関の閉鎖で神経質になっている。もし経済指標が引き続き予想を下回ればドル安となり、しばらくは株式市場から国債や金属にマネーが還流するかもしれない」と述べた。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁はこの日、ECBは市中金利の動きを注視しており、必要ならばそれらを落ち着かせるためにいかなる政策手段も用いる準備があると発言。この発言を受けて金はインフレ回避先としての魅力を増すこととなった。