金 4,392円 (+19)

プラチナ 4,651円 (-3)

9/27、ニューヨーク市場の金相場は反発した。米政府機関が来週閉鎖される可能性があるとの見方や、10月中旬にも米国がデフォルト(債務不履行)に陥る恐れがあるとの懸念から上昇した。米連邦準備制度理事会(FRB)が引き続き金融緩和を行うとの見方も、金相場の上昇要因となっている。ナショナル・セキュリティーズ・コープのチーフ・マーケット・ストラテジスト、ドナルド・セルキン氏は金相場の上昇について「一つ目に、市場では米政府機関が引き続き閉鎖される可能性が出ていることに懸念が広がっており、金を安全資産として見る向きが多い」と指摘。「二つ目は、米シカゴ連銀のエバンズ総裁が量的緩和縮小の開始時期について、来年にずれ込む可能性を示唆したことだ。そうなればドルは弱含み、金の上昇が続くことを意味する」と述べた。同総裁はこの日記者団に対し、10月か12月の縮小開始について「それなりの可能性はある」と述べた。一方、来年にずれ込む可能性も示唆している。ニューヨーク市場終盤の段階で、金現物は1.14%高の1オンス=1338.95ドル。一時、1週間ぶりの高値となる1343.80ドルまで値上がりしていた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物の中心限月12月きりは、15.10ドル(1.14%)高の1339.20ドルで終了した。東京貴金属の金相場は3日ぶりに反落。中心限月の2014年8月先ぎりは前日比29円安の4213円、他限月は同26~32円安で取引を終えた。日中立ち会いは、26日のニューヨーク金先物相場が米経済指標の改善を眺めて下落したことから、序盤は手じまい売りが先行した。その後、NY金時間外相場が下げ渋ったのに対し、円相場は朝方よりも引き締まったため、強弱材料が打ち消し合い、方向性を欠いた。銀は同50~80銭安。白金は同58~65円安と続落。朝方、NY白金時間外安を眺めて下げが加速する場面があったが、売り一服後は下げ渋った。パラジウムは14年4月きりの同5円高を除き、同2~7円安。