金 4,544円 (+76)

プラチナ 4,854円 (+36)

9/19、ニューヨーク市場の金相場は前日の4.2%上昇の後を受けて続伸し、1週間ぶり高値水準となった。米連邦準備制度理事会(FRB)が前日、市場予想に反して量的緩和の現状維持を決めたことを受けた、テクニカルな買いやショートカバー(売り持ちの買い戻し)が相場を押し上げた。バーナンキFRB議長は18日、債券購入(量的緩和)の縮小に踏み切らなかった。商品投資会社ロジックアドバイザーズのビル・オニール氏は「年内は量的緩和縮小が行われず、低金利が続くとの予想が出てきたことは、金にとっては大きなプラスだ」と語った。金現物は一時、9月10日以来の高値となる1オンス=1374.54ドルを付けた後で、米東部時間午後3時41分(1941GMT)時点で、3.92ドル(0.3%)高の1368.46ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりは61.70ドル(4.7%)高の1369.30ドルで引けた。ロイター通信の暫定データによると、出来高は30日平均を15%ほど上回る水準。18日のCOMEX金先物の建玉は701枚減の38万3891枚で、これについてアナリストらは、FRBの政策発表後の相場上昇がショートカバー主導だったことを示していると指摘した。インフレヘッジ手段、安全な投資先としてみなされることが多い金はFRB発表後に米国株や他の金融資産を上回る値上がりを示した。多くのエコノミストは、FRBによる月850億ドルの債券購入が100億ドル減額されると予想していた。チャート上では、金は今回の上昇で、テクニカル的に主要なサポートである100日移動平均を20ドルほど上回った。東京貴金属の金相場は7営業日ぶりに反発。中心限月2014年8月先ぎりは前日比156円高の4321円で取引を終了、一時4328円の高値を付け、12日(4413円)以来1週間ぶりの水準を回復した。先ぎりの終値の上げ幅が150円を超えたのは、継続足で7月1日(151円高)以来約2カ月半ぶり。日中立ち会いは、米連邦公開市場委員会(FOMC)での量的緩和縮小見送りを受け、ニューヨーク金時間外相場が急騰したことから買い戻しが殺到し、大幅高で寄り付いた。ただ、その後は同時間外の上昇一服に加え、円・ドル相場も小動きにとどまったため、小幅なレンジでのもみ合いに終始した。銀は取引の成立しなかった期中14年2月きりを除き、同3円20銭~4円30銭高で大引けた。白金は5営業日ぶりに反発。終値は同105~117円高。NY時間外の急伸を映して大幅に高寄りした後も、堅調地合いが持続した。パラジウムは同44~66円高で終わった。