金 4,431円 (-128)

プラチナ 4,828円 (-83)

9/12、ニューヨーク市場の金相場は先物市場で相場が突然下落し投資家心理が冷え込んだことを受け、3%安となった。1日当たりの下落率としては2カ月超ぶりの大きさ。シリア情勢の緊張が緩んだことや、強い内容の米経済統計が公表され、米量的緩和の縮小開始が月内になるとの観測が強まったことも下げ圧力になった。米市場の金先物取引は、ストップロスオーダーによる相場の乱高下を防ぐためのCMEグループのシステム「ストップ・ロジック」機能が発動したため、米東部時間午後2時54分(0654GMT)に一時中断された。ロイターのデータによると、取引が約20秒間中断される前後の1分間で、金は通常よりかなり多い4300枚が取引され、10ドル下落した。シカ・ウェルスマネジメントの最高投資責任者(CIO)ジェフリー・シカ氏は「先物の大口取引と10ドルの下落によって市場は最初から混乱した」と述べた。また、投資家らがドルや米株式を売ったことで下げが一段と加速した。シカ氏は、金相場の急落を受け、政府系投資ファンドやヘッジファンドが金のポジション削減を選択したと指摘。これにより、取引後半に下げ幅が拡大したという。金現物相場は、1オンス=1324.24ドルと8月15日以来の安値まで下げた後、米東部時間午後3時01分(1901GMT)時点では、40.59ドル(3.0%)安の1325.55ドル。今週に入り約8%下落しており、週間ベースでは6月の最終週以来の下落率。トレーダーによると、100日間移動平均の1355ドル、50日間移動平均の1335ドルを割り込むとテクニカルな売りが出て、さらなる下げ圧力となったという。東京貴金属の金相場は3日続落。中心限月2014年8月先ぎりは前日比71円安の4341円、他限月は同68~72円安で取引を終えた。日中立ち会いは、為替相場が米金利低下を背景に円高・ドル安に振れたことから、手じまい売りが先行して始まった。その後も、ニューヨーク金時間外安や、円相場の引き締まりを映し、水準を切り下げた。銀は10月当ぎりと期先3限月が同50銭~1円20銭安と軟調。白金は同81~92円安と反落。NY安と円高を受け、買方の整理商い優勢で推移した。パラジウムは約定された4限月が同3~57円安。