金 4,601円 (-5)

プラチナ 5,084円 (-12)

8/26、ニューヨーク市場の金相場は11週間ぶりの高値に上昇した。この日発表された米耐久財受注が予想外に弱めの内容だったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)が景気刺激策(債券買い)を維持するとの期待が高まった。7月の米耐久財受注額が約1年ぶりの大幅な減少率を記録したほか、設備投資の先行指標となる航空機を除く非国防資本財受注も大きく減少したことを受け、金相場は6月7日以降初めて1オンス=1400ドルを突破した。耐久財受注は、経済状況がネガティブさを増しているとの見方を強めた。既に発表された他の7月の米経済統計(鉱工業生産、住宅着工件数、新築住宅販売)は、今四半期の成長が、恐らくエコノミストが期待するほど加速しない可能性を示唆している。金相場は3年ぶり安値を付けた6月末以降200ドル超上昇している。最近の失望させられる内容の米経済統計により、FRBが量的緩和を縮小する時期がいつになるのか、一段と判断しにくくなっている。一部のアナリストは、金は過去3週間で約10%上昇したことで、反落の時期にきているとみる。HSBCの金属アナリスト、ハーワード・ウェン氏は「相場上昇は主にショートカバーによるものだった。もし金相場が1400ドルを力強く上抜けることができなければ、利益確定の売りが出るかもしれない」と語った。金現物は米東部時間午後3時38分(1938GMT)時点で、4.17ドル(0.3%)高の1オンス=1400.61ドル。一時は1406.10ドルまで上げた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりは2.70ドル(0.2%)安の1393.10ドルで引けた。ロイター通信の暫定データによると、出来高は30日平均を約50%下回った。この日のロンドン市場はバンクホリデーで休場だった。投資需要の指標とされる世界最大の金上場投資信託(ETF)、SPDRゴールド・トラストの保有残高は、23日に6.61トン増加して920.13トンとなった。同ETFでは1年ぶりの大幅な保有残高の増加だった。テクニカルアナリストらによると、金相場はチャート上では1400ドルを突破し、強気の相場パターンが形成されており、一段高の余地があることを示唆しているという。東京貴金属の金相場は4営業日続伸。中心限月2014年6月先ぎりは前週末比48円高の4429円、他限月は同46~54円高で大引けた。日中立ち会いは、先週末23日のニューヨーク金相場が米量的緩和の早期縮小観測後退を背景に大幅上昇したことから、手じまい買いが優勢となり、堅調に始まった。その後は、NY金時間外相場が小動きに推移する中、日中始値付近でもみ合った。銀はNY高を映し同3円10銭~3円60銭高と上伸。12月きりは出合いがなかった。白金は同34~40円安と4営業日ぶりに反落。NY高を映して買い先行で始まったが、NY時間外安と円相場の引き締まりを眺めて、マイナス圏に沈んだ。パラジウムは8月当ぎりが同36円高、他限月は同13円安~変わらず。