金 4,435円 (+38)

プラチナ 4,972円 (+2)

8/15、ニューヨーク市場の金相場は約2.5%高と2カ月ぶりの高値近辺に上伸した。ドル相場の下落を受けてショートカバーが入ったほか、上値抵抗線の1オンス=1350ドルを上抜けたことで、テクニカルな買いも入った。金相場が1350ドルを上回る中で、4月中旬以来ショートポジションを積み上げていた投資家らがポジション解消で買い戻す可能性がある。過去2カ月間、何度かこの1350ドルの上抜けを試してきたが、いずれも達成できなかった。カリフォルニアに拠点を置くメルク・ファンズの最高投資責任者(CIO)、アクセル・メルク氏は「きょうの値動きは主にテクニカルな要因によるものだ。そしてこの動きが金市場から弱気筋を駆逐した」と話した。金現物は米東部時間午後2時59分(1859GMT)時点で31.01ドル(2.3%)高の1365.50ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物12月きりは27.50ドル(2.1%)高の1360.90ドルで引けた。ロイター通信の暫定データによると、出来高は30日平均を約20%下回った。トレーダーらは、閑散な夏の時期で出来高も少ないため、金相場の上値は乏しくなりそうだとの見方を示した。ダブルライン・キャピタルの商品ポートフォリオマネジャー、ジェフリー・シャーマン氏は「きょうは金をむしろ買いたくない。消費者物価指数(CPI)や卸売物価指数(PPI)、個人消費支出(PCE)物価指数の落ち着いた数字は、インフレ率が上昇していないことを示唆している」と述べた。東京貴金属の金相場は反発。中心限月の2014年6月先ぎりは、前日比44円高の4219円、他限月は同34~44円高で取引を終えた。日中立ち会いは序盤、ニューヨーク金先物相場の上昇を眺めた手じまい買いが先行、その後も堅調に推移した。その後、円が引き締まったことから伸び悩んだが、終盤はやや買い直された。銀、白金はNY高を受け6営業日続伸。終値は銀が同1円20銭~2円30銭高、白金は同55~70円高だった。パラジウムは出合いのなかった12月、2月きりを除き同14~38円高。