金 4,260円 (+102)

プラチナ 4,846円 (+185)

8/8、ニューヨーク市場の金相場は約2%急伸した。中国税関総署が発表した7月の貿易統計で輸出入が大幅に改善したのを受け、インフレヘッジ手段としての金の魅力が高まった。投資信託で約5億ドルの資金を運用するマーク・ファンズのポートフォリオマネジャー、アクセル・メルク氏は「中国では、(金を取り巻く)環境はいい方向に向かっているようだ。デフレ圧力が減退し、インフレ圧力がより強まっている状況だ」と述べた。最近発表された一連の経済指標は方向感に乏しく、また、米連邦準備制度理事会(FRB)幹部の発言を聞いても、米量的緩和の縮小時期をめぐる不透明感は一段と強まっている。トレーダーらによると、そんな中、これまで控えていた向きが買いを入れ、金相場を下支えたという。米東部時間午後3時32分(1932GMT)時点では、1.8%高の1オンス=1310.41ドル。一時、取引時間中の高値1313.95ドルまで上伸し、上値抵抗線である50日移動平均を約1ドル上回った。ニューヨーク市場の先物12月きりは24.60ドル高の1309.90ドルで引けた。ロイター通信の暫定データによると、出来高は30日間平均を約30%下回った。東京貴金属の金相場は小幅まちまち。終値は中心限月の2014年6月先ぎりが前日比2円安の4004円、他限月は同1円安~6円高。日中立ち会いは、為替の円高・ドル安を眺めた手じまい売りに安寄りした。その後はニューヨーク時間外相場高を眺めて切り返したが、午後は円高進行を背景に上げ幅を消し、期先3限月は小幅安で取引を終えた。銀は同変わらず~40銭高と小じっかり。8月当ぎりは出合いがなかった。白金は同29~39円高と反発。NYの上伸を受けて堅調に始まった後は高値圏でもみ合いとなり、いずれも日中始値を上回って引けた。パラジウムは同6円安~1円高。10月きりと12月きりは約定されなかった。