金 4,343円 (-4)

プラチナ 4,801円 (+15)

8/2、ニューヨーク市場の金相場は安値水準から切り返し、前日比で小幅高となった。米雇用統計はまちまちの内容となり、米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和の縮小に、より慎重になる可能性を示唆した。金相場はそれでも今週は2%近い下落で、週間ベースで5週間ぶりの大幅下落となる。ドルの上昇が金を押し下げた。金は一時、2週間ぶり安値の1オンス=1280ドルに下落。今週発表された米国の国内総生産(GDP)と製造業指標が強めの内容だったため、投資ヘッジとしての金の魅力が薄れた。きょうの金相場はこの日の安値から30ドル(2%)ほど大幅上昇。2日発表された7月の米雇用統計では、非農業部門の就業者数の伸びが鈍化したが、一方で失業率も低下した。これを受けて、FRBが月額850億ドルの債券買い(量的緩和)を近いうちに縮小するとの懸念が和らいだ。雇用統計を受けて米国債利回りが急落した。商品投資会社ロジック・アドバイザーズのビル・オニール氏は「金は他のいかなる資産よりも量的緩和縮小の兆候に敏感であるようだ。現時点で、金利が動く方向は金にとって非常に重要だ」と指摘した。金現物相場は米東部時間午後2時31分(1831GMT)時点で1.96ドル(0.1%)高の1オンス=1309.80ドル。一時は1282.89ドルまで下げていた。今週は1.8%安で、週間ベースでは4週間ぶりの下落となる。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりは0.70ドル(0.1%)安の1310.50ドルで引けた。ロイター通信の暫定データによると、出来高は30日平均を約10%下回る水準。金相場の力強い回復は、ドルがユーロと円に対して大幅下落したことや、指標となる10年物米国債利回りが2.7%未満に低下したことが背景。世界最大の金上場投資信託(ETF)、SPDRゴールド・トラストの金保有高は1日時点で0.7%減の921.05トンと、4年ぶりの低水準になった。東京貴金属の金相場は続落。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物時間外相場の下落を眺めた手じまい売りが優勢となり、小幅続落して始まった。その後もNY金相場が下げ幅を拡大したことから、つれて売りが強まり、中心限月の2014年6月先ぎりは前日比65円安の4122円、他限月は同53~65円安で取引を終えた。銀は先ぎりが同30銭安と小幅下落。白金はまちまち。NY白金高と円安を受けて続伸して始まったが、その後はNY白金の時間外相場の下落を眺めて値を消した。終値は同5円安~4円高。パラジウムは同2~17円高としっかり。