金 4,339円 (-21)

プラチナ 4,706円 (-38)

7/30、ニューヨーク市場の金相場は静かな商いの中を小幅下落した。31日に予定されている米連邦準備制度理事会(FRB)の政策声明を前に、市場参加者がおおむね模様眺めを続けた。同声明から、債券買いの縮小ペースに関する手掛かりが得られる可能性がある。この日発表された5月のS&Pケース・シラー米住宅価格指数の上昇率は市場予想を下回ったほか、7月のコンファレンス・ボード米消費者信頼感指数は前月から低下。米経済減速の可能性を示唆するこれらの指標を受けて、金相場は下げ幅を縮小した。FRBは2日間の連邦公開市場委員会(FOMC)の後で、31日に声明を発表する予定。FRBが月額850億ドルの債券買いをいつ縮小し始めるのか、トレーダーらは同声明でその手掛かりを探すことになるとみられる。10億ドル超の顧客資産を運用するシカ・ウェルスマネジメントの最高投資責任者(CIO)のジェフリー・シカ氏は「もしバーナンキFRB議長が雇用市場に根本的な弱さがあると指摘すれば、金相場は今よりずっと上がるだろう」と語った。金現物相場は米東部時間午後3時03分時点で0.58ドル(0.0%)安の1オンス=1326.41ドル。取引レンジは10ドルと小幅。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは、4.40ドル(0.3%)安の1324.00ドルで引けた。ロイター通信の暫定データによると、出来高は30日平均を2割ほど下回る水準。現物市場では、インド当局の実質的な輸入制限措置を背景に同国の金輸入は7月22日以来途絶えており、乏しい在庫の価格プレミアムが上昇している。ヘッジファンドのグリーンライト・キャピタルの代表で金の強気筋として知られるデビッド・アインホーン氏は、金に対する楽観は今も変わっていないと述べた。アナリストらは、金は週内は荒い値動きとなる可能性を指摘する。今週は欧州中央銀行(ECB)や英中銀の政策会合に加え、7月の米雇用統計が8月2日に予定されているためだ。東京貴金属の金相場は反発。中心限月の2014年6月先ぎりは前日比14円高の4196円、他限月は同13~21円高で取引を終えた。日中立ち会いは、円安・ドル高とニューヨーク金相場高を映し、小反発して始まった。その後は、円相場が引き緩んでいるものの、NY金時間外相場が軟調に推移していることから、もみ合いとなった。銀は小幅まちまち。終値は、期中以降の4限月が同30銭安~20銭高。期近2限月は約定されなかった。白金は同43~51円高と4営業日ぶりに反発。NY高と円安を受けた手じまい買いに、高寄りした。その後も円安を眺め、ジリ高となった。パラジウムは総じて3営業日ぶりに反発。出合いのなかった12月きりを除き、同変わらず~66円高で取引を終了した。