金 4,385円 (+49)

プラチナ 4,821円 (+33)

7/19、ニューヨーク市場の金相場は続伸して引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が、議会証言で量的緩和縮小の慎重実施を確約したことが引き続き材料視され、投資家の不安感が和らいだ。ただ、一段安に対する警戒感も残っている。ドル安や軟調な米株価も金相場を下支えした。金現物相場は米東部時間午後3時(1900GMT)時点で、0.8%高の1オンス=1295ドル近辺。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは、0.7%高の1292.90ドルで取引を終えた。今週の上昇率は1.3%。バーナンキ議長は17日の議会証言で、年内の量的緩和縮小の意向を改めて表明。同日の金相場は約1%安となった。ただ、18日の証言では縮小実施は規定路線ではなく、経済情勢に左右されると指摘すると、金相場は反発した。市場では依然として金相場の急落もあり得るとの観測がくすぶっている。インテグレーテッド・ブローキング・サービシズの貴金属部門責任者、フランク・マギー氏は「弱気の見通しは変えていない。株価が最高値を更新し、金利がほんの少しでも上昇すれば、金は瞬く間に1100ドルを割り込むことも考えられる」と述べた。さらに「金相場は予測もできないほど不安定になっている。3営業日で数百ドル下がってもおかしくない」と語った。金は年初来で20%超下落している。金相場が上昇して越週したのをはやし、世界最大の金上場投資信託(ETF)、SPDRゴールド・トラストの今週の金保有流出量は3.9トンと、前週の22.9トンから大幅に縮小。年初来では416トンの減少となっている。東京貴金属の金相場は反発。中心限月の2014年6月先ぎりは前日比39円高の4152円、他限月は同35~46円高で取引を終えた。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物高と円安・ドル高を受け、手じまい買いが先行して始まった。その後、NY時間外相場が堅調を維持する一方、円相場が引き締まったことから強弱材料の綱引きとなり、もみ合いとなった。銀は小反発。3限月が同10銭~80銭高で引けた。白金は同41~49円高と反発。NY高と円安を背景に高寄りした後は、円相場の引き締まりを映し、伸び悩んだ。パラジウムは同5~63円高と続伸。