金 4,263円 (-33)

プラチナ 4,714円 (-19)

7/17、ニューヨーク市場の金相場は1%超反落した。米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が、議会証言で年内の量的緩和縮小の可能性を改めて示したことが背景。米下院金融サービス委員会の開催に先立ち、経済見通しが悪化すれば出口戦略を見直す選択肢もあるという内容の議会証言テキストが公表されると、金相場は一時3週間ぶりに1オンス=1300ドルを突破した。ただ、バーナンキ議長が年内に量的緩和縮小を開始し、来年半ばに終了するとの意向を繰り返すと、すぐにマイナス圏に沈んだ。金現物相場は米東部時間午後3時24分(1924GMT)時点で、この日の高値1300.16ドルから大きく下げ、1.3%安の1275.84ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは、12.90ドル(1.0%)安の1277.50ドルで引けた。ロイターの暫定データによると、出来高は25万5000枚と月初来で最高だった。世界最大の金上場投資信託(ETF)、SPDRゴールド・トラストの筆頭保有者であるヘッジファンド・マネジャーのジョン・ポールソン氏は、金にはインフレヘッジ能力があると強調。インフレ率は長期的には上昇するとの見方を示した。ポールソン氏は米CNBCなどが開いた会合で、インフレは今後上昇すると指摘した上で、「金を保有する根拠はしっかりしている」と述べた。SPDRゴールド・トラストは、今年に入り評価額が半分以上目減りしている。東京貴金属の金相場は小幅続伸。中心限月2014年6月先ぎりは前日比4円高の4119円、他限月は同4~7円高で取引を終えた。日中立ち会いは、16日のニューヨーク金先物相場の上昇を受け、手じまい買いが先行して始まった。その後は、円高一服を眺めた買いと、NY時間外の軟化を映した売りが交錯し、小幅なレンジでのもみ合いに終始した。銀はおおむね小幅下落。同30銭安~変わらずで大引けた。白金は同10円安~12円高とまちまち。安寄り後、円相場の引き緩みにつれ、プラス圏に浮上する場面もみられたが、NY時間外の軟化に圧迫され、引け際に上値を削った。パラジウムは期中以降の4限月が同4~5円安と小反落。期近2限月は取引が成立しなかった。